スポニチ
メッツ監督「多くの人が23年の彼を思い出したはず」 千賀滉大、6回2失点9奪三振の投球内容を絶賛 - スポニチ Sponichi Annex 野球
メッツの千賀滉大投手(33)が3月31日(日本時間4月1日)、敵地でのカージナルス戦で今季初登板初先発。6回4安打2失点、9奪三振と力投した。味方の援護に恵まれず、今季初黒星とはなったが、完全復活に向けて確かな結果を出した。カルロス・メンドサ監督(46)も投球内容を絶賛した。
昨年8月31日(同9月1日)マーリンズ戦以来となるメジャーのマウンド。千賀は立ち上がりからエンジン全開だった。初回、1死一、二塁の場面をしのぐと、2回は圧巻の投球を見せる。6番・ウォーカーから3者連続三振。ウォーカーを98.8マイル(約159.0キロ)、チャーチをこの日最速の99.2マイル(約159.6キロ)、ウリアスを98.0マイル(約157.7キロ)と全て直球で空振り三振を奪った。3回、無死からの長短3連打で2点を先行されたが、崩れることはなかった。4回は3者凡退で終え、5回は2死から連続四球を与えたが、ウィンを遊ゴロに仕留めて切り抜けた。6回は5番・ゴーマンから3者連続三振。2死からチャーチを外角低め直球で見逃し三振に仕留めると、グラブを叩き、右手を掲げて気持ちを表現した。米放送局「スポーツネットニューヨーク」(SNY)は試合後のメンドサ監督のインタビューをXに投稿。「今日の彼は本当に素晴らしかった。最初の1球目から球速が出ていましたし、90球を投げるまで登板中、ずっとその球速を維持できていました」と評価した。「多くの人が23年の彼を思い出したはずです。あとは、しっかりと疲れが取れて、良い状態を維持できるかを確認するだけ。彼の投球は圧倒的だ」と賛辞は尽きなかった。千賀は22年オフに5年総額7500万ドル(約99億円、当時)の大型契約でメッツに入団。契約初年度の23年は166回1/3を投げ、12勝7敗、防御率2.98の好成績を残した。翌24年は度重なる故障で1試合の登板にとどまり、昨季は順調に開幕を迎えたが、6月に右太腿裏を痛め、戦線離脱。7月に復帰を果たしたが調子が上がらず、9月にマイナー降格も経験した。最終的には22試合で7勝6敗、防御率3・02だった。今春のオープン戦では3試合に登板し、計9回2/3を投げ、防御率1.86を記録。イニング数を上回る11三振を奪い、与四球は1個と制球力の向上も示した。5年契約の4年目。勝負の年に向け、最初の登板で結果を示した。