日刊スポーツ
【中日】大野雄大「まさか5連敗で回ってくるとは…」1失点完投、サノー弾でようやくチーム初勝利
中日大野雄大投手(37)が今季初勝利を挙げ、チームの連敗を5で止めた。開幕6連敗で球団ワースト記録に並ぶ危機を食い止め、昨季8度止めた「連敗ストッパー」として貫禄を示した。2学年下の巨人先発との投げ合いで、引き締まった投手戦を展開。初回、2回を3者凡退とし、3回に山瀬へ左翼線二塁打を許したが、無死二塁から門脇の一塁方向への打球で一塁手サノーが好判断。二走・山瀬をランダウンプレーでアウトにした。大野もグラブをたたいて謝意を示し、後続も断って主導権を渡さなかった。4回以降も3者凡退を重ねる好投。打線は大野の好投に応えるように、5回裏にサノーの2号2ランで先制。援護を受けた6回以降も、最速146キロの直球にカットボール、ツーシーム、スラーブを織り交ぜて巨人打線を抑えた。大野の完投勝利は25年7月12日広島戦(バンテリンドーム)以来。大野はヒーローインタビューで「完投も良かったですけどチームが勝ったことが一番良かったと思います!」と歓喜。「去年も連敗を何度も止めたと褒めてもらっていて、今年もまさか開幕5連敗で回ってくるなんて思っていなかったので。たくさんの方が応援に来てくれていて、何とか初勝利を届けたいとマウンドに上がって必死に投げました」と振り返った。本塁打や好守備もみせて共にお立ち台に上がったサノーについては「メジャー仕込みの守備やなと思いました。しっかり周りが見えていたというか、すごく助かりました」と笑顔。試合後のチームの輪の中では選手らを鼓舞したといい「今日でドラゴンズは開幕しましたと。(次の試合のある)神宮でも勝ってくれると思いますし、名古屋ウィメンズマラソンやと、まだ(序盤の)ドームの周りを走っているくらいやと。まだまだまくれるので、1戦1戦頑張っていきましょうと言いました!」と明かした。また、サノーは本塁打の場面について「高めに浮いたスライダーを引っ張って仕留めることができました。大野さんが素晴らしいピッチングをしていたので何とか助けたいと思って一生懸命プレーしました」と振り返り、ゴリラパフォーマンスについては「本塁打を打ったらいつもその顔をしますけど、日本でもパフォマーンスできて最高です!」と喜んだ。最後は「優勝できるように次も勝って勝って勝ちまくりたいと思います。よろしくお願いします。ドラゴンズ、ガンバロウ!」と日本語で締めて球場を沸かせた。【動画】これぞエース!37歳大野雄大連敗止めた 完投でグラブ叩きほえる 井上監督も満面の笑み【動画】連敗ストップへ!主砲サノーが先制2ラン ドアラ片手にゴリラポーズも披露