サンスポ
オリックス・宮城大弥、今季初星で通算50勝「今日だけはホッとして、またあしたから」チームは開幕2カード連続勝ち越し
今季初勝利のオリックス・宮城大弥 =ベルーナドーム(撮影・尾崎修二)(パ・リーグ、西武3-7オリックス、3回戦、オリックス2勝1敗、2日、ベルーナD)オリックスは西武に7-3で勝利し、2連勝で開幕から2カード連続勝ち越しとした。先発した宮城大弥投手(24)が6回6安打3失点と粘りの投球で今季初勝利を挙げ、プロ7年目で通算50勝目をマークした。開幕戦の悔しさを胸に腕を振った。宮城が復活の今季初勝利で節目の通算50勝目だ。プロ入りから7年間支え続けてくれた人たちへ、感謝の言葉を繰り返した。「本当にまずは使ってくださった監督方に感謝したいと思いますし、けがだったりとか、いろいろ周りの方のサポートがあっての50勝だと思う。感謝を忘れず、一つずつもっと積み重なるように頑張りたい」三回に1点を失うが、五回には沖縄・興南高の先輩でもある大城の逆転打が出て、野手陣にも支えられた。6-1の六回に渡部に2ランを浴びたが、以降は反撃をしのぎ6回6安打3失点、8奪三振で降板。岸田監督も「本当に宮城に勝ちが付いて良かった」と胸をなで下ろす1勝だった。興南高からドラフト1位で入団し、新人年の2020年から初勝利を挙げた。身長171センチと小柄ながら、150キロ台中盤の直球と切れのある変化球を武器に、21年からのリーグ3連覇にも3年連続2桁勝利(13、11、10勝)で貢献した。通算117試合目での50勝到達は、1リーグ時代を含め球団左腕では最速だ。3年連続3度目の開幕投手を託された3月27日の楽天戦(京セラ)での屈辱も乗り越えた。野球日本代表「侍ジャパン」の一員として3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場し、帰国後に急ピッチで調整したことも影響したのか、1回⅔を8失点(自責点2)というまさかの形でKOされた。悔しさにまみれたが、岸田監督は変わらず信頼を寄せてくれた。「今のままで大丈夫」という言葉を投げかけられ、気持ちを切り替えた。今年1月には沖縄県出身の一般女性と結婚し、ただでさえ奮起したいシーズン。中5日で挑んだマウンドで、宮城らしさを取り戻した。「今日だけはホッとして、またあしたから切り替えてやりたいなと思います」チームは昨年に続き2年連続で、開幕から2カード連続勝ち越し。よみがえった宮城が、3年ぶりVへたくましく引っ張っていく。(西垣戸理大)一球速報へプロ野球日程へ