日刊スポーツ
【中日】井上監督、感極まる「雄大のおとこ気にかけた」大野雄大完投で開幕6連敗の危機防いだ
中日大野雄大投手(37)が完投勝利で開幕からの連敗を5で止めた。球団ワーストに並ぶ開幕6連敗の危機を食い止めた。開幕ローテーション最後の6試合目。左腕は「まさか5連敗で回ってくるとは…」と本音も、初回からテンポよく打者を打ち取り、5回まで1安打、52球と完投ペースの投球。「それもプレッシャーにはなっていた」と開幕から続く先発陣の流れを背負いながらも、長いイニングを抑える覚悟で1イニングずつ抑えた。大野の好投に応えるように、打線が均衡を破ったのは5回。1死一塁から、サノーが巨人則本の甘く入ったスライダーを捉え、左中間スタンド中段へ先制2ラン。3回には無死二塁の場面で一塁手サノーが好判断で二走を挟殺に仕留めるなど、攻守で流れを引き寄せた。左腕も「メジャー仕込みの守備。サノーの2点でで勝ちきるしかない」と覚悟を決め、9回もマウンドに上がった。連打と失策で1点差に迫られ、なおも1死三塁。鋭い投手返しを自らさばき、三走を挟殺でアウトにした。「最後は自分のまっすぐだけを信じて投げた」と中飛で締めた。井上監督も「雄大のおとこ気に懸けました。本当によくやってくれた」と感極まった。試合時間2時間14分の投手戦を制したベテラン左腕が輝いた。【【プロ野球スコア速報】はこちら>>>