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阪神・伊原陵人、298日ぶり勝利に「ほっとしたというよりは…」青木宣親氏のトレーニング導入…次の目標は初の完投勝利!
298日ぶり勝利に喜びを爆発させる阪神・伊原陵人=京セラドーム大阪(撮影・中井誠)(セ・リーグ、阪神4-3DeNA、3回戦、阪神2勝1敗、2日、京セラ)勝利の瞬間、両手を挙げて喜びを表現した。2年目で初めて開幕ローテ入りした阪神・伊原陵人投手(25)が5回87球を投げて1安打1失点の好投。ルーキーだった昨年6月8日のオリックス戦(甲子園)以来、298日ぶりの勝利投手となった。「とにかく1勝できるように一生懸命投げた。ほっとしたというよりは本当に(勝利に)貢献できたことがよかった」一回、先頭の牧に死球を与えたが、得点は許さなかった。直後に佐藤の先制二塁打と木浪の2点打で3点のアシストをもらい、「落ち着いてマウンドに上がれた」と感謝した。二回、三回は低めへの切れ切れの直球と多彩な変化球で三者凡退。四回2死から筒香に四球。続く宮崎に中越えの適時二塁打を浴びたが、追加点は許さず、五回を投げ切ってリリーフ陣に勝利のバトンを託した。「今までやってきたことが、いい方に出たかなと思う」今オフ、投球フォームを見直した。1年目の昨季は28試合に登板して5勝7敗、防御率2・29。夏場に調子を落として先発ローテに定着できず、後半は中継ぎに配置転換となった。「どうしても(投球時に)腕に頼ってしまうから疲れがでやすい。からだ全体を使って投げて肩や肘の負担を減らすため」。春季キャンプでは「フォームを固めるため」に投手陣トップの798球のブルペン投球を行った。新たに導入したのは、日米通算2730安打を放った青木宣親氏(ヤクルトなど)が現役時代に行っていたウオーミングアップだ。大商大の先輩、ヤクルト・大西から伝え聞いた。「青木さんはヨガ的な動きを練習や試合前に取り入れたと。いま僕もやっています。それと全体練習が始まる前に、個人で1時間、アップで体を動かし、その日の体調を把握することも。けが防止のためです」すべては先発ローテーションを1年間、守り抜くためだ。シーズン前の実戦登板の6試合で20回を投げて無得点に抑え、開幕ローテ争いを勝ち取った左腕の今季初登板について、藤川監督は「頼もしい姿を見せてくれたと思います。十分です」と評価した。伊原は「リリーフの方に迷惑かけたので、(次回は)チームに貢献できるようにもっと頑張りたい」。自己最長イニングは6回⅓。新たな目標はプロ初完投で勝利を飾ることだ。(三木建次)一球速報へプロ野球日程へ