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ソフトバンク・山川穂高“止まらん”6戦3発!本塁打王奪回へ圧巻量産ペース - スポニチ Sponichi Annex 野球
ソフトバンクの山川穂高内野手(34)が2日、楽天戦で4試合ぶりのアーチを描いた。1点を追う8回に一時同点に追いつく左中間への3号ソロ。昨季は打撃不振で悔しい思いをしたが、オフに減量に取り組み、徹底した打ち込みを行っている成果で開幕から6試合で3本塁打と好調だ。チームは4―5で競り負け、開幕からの連勝が5でストップした。
巨体を揺らしながら一塁を回ると「オッシャー!」と叫んで右腕を掲げた。連勝は止まっても、山川は止まらない。2―3の8回に一時同点の3号ソロを放り込んだ。「昨日は風で戻されたけど、手応えあったんですよね。いい打ち方ができた」喉から手が出るほど一発が欲しいところで出た。8回先頭の柳田が倒れ、1死走者なしの場面。西垣が1ストライクから投じた149キロ直球をかち上げると、打球は左中間席まで伸びていった。これで開幕6試合で3本塁打。少し気は早いが、シーズン71・5本の快ペースだ。「しっかり準備して自分のスイングで捉えることができた」と手応えあり。今季から取り入れた試合への準備の効果でもある。「全体の出発時間の1時間前に来て、打っています」。本拠地での早出特打ち、試合後打ち込みに加え、敵地でも早出特打ちを始めた。チーム便より先に車で球場入りして打ち込み、さらに通常の試合前練習でも打つ。試合後も気になれば球場に残り打ち込んでから宿舎に戻る。きょう3日からも敵地・ZOZOマリンでロッテと3連戦だが、「ブルペンとか空いているスペースを使わせてもらう予定です」。納得いくまでひたすら振り込むつもりだ。開幕前に減量に取り組み、動きには切れがある。公称は112キロだが「遠征先に体重計がないけど104キロくらいですかね」と軽やかだ。4回には初対戦の先発・ウレーニャから左前打を放ち、今季2度目のマルチ安打。これで開幕から6試合続けて「5番・一塁」で先発出場し、打率・273、4打点、3本塁打。昨季は不振で苦しんだが、開幕から好調をキープしている。今季は本塁打を放った後に見せていた「どすこい」パフォーマンスを封印。本塁打と打点のタイトル奪回をもくろんでいる。チームの開幕連勝は5で止まったが、山川は「何とか勝ちに持っていけるように頑張ります」と頼もしかった。念入りに準備し、ここぞの場面で仕留めてみせる。 (井上 満夫)