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DeNA・東克樹、今季初白星 各地で「開幕投手」激突!巨人・竹丸に〝見せつけた〟エースの貫禄、相川監督絶賛7回9K80球
熱投する東。DeNAの新選手会長が7回1失点で今季初勝利を挙げた(撮影・荒木孝雄)DeNA・東克樹投手(30)が3日、巨人1回戦(東京ドーム)に先発し、7回5安打1失点で今季初白星を挙げた。チームが開幕2カードを終えて1勝5敗と苦しむ中、今季から選手会長を務めるエースが9奪三振で無四球と好投。プロ9年目で巨人から通算15勝目を挙げた。投打がかみ合い、昨季9勝15敗1分けと苦戦した相手に3-1で先勝した。丁寧にコーナーを突く東らしい投球だった。見逃し5つを含む9奪三振と制球がさえ渡り、7回80球を投げて5安打1失点。今季初勝利を挙げた3年連続の開幕投手は、ナインと歓喜のハイタッチを交わした。7回、マウンドでナインに話すDeNA・相川亮二監督 =東京ドーム(撮影・萩原悠久人)「まず、ホッとしています。投手有利のカウントで進められたのが良かった」3点リードの七回は当たり損ないの打球が安打になる不運が重なり、1死一、三塁のピンチを背負った。自らマウンドに足を運んだ相川監督に鼓舞され、気合を入れ直す。左翼手の度会が飛球をスライディングキャッチする好プレーにも救われて最少失点でしのいだ。指揮官は「低めにもしっかり投げられていた。素晴らしいピッチングだった」とたたえた。今季が創設15年目となるDeNAは、節目を記念するプロジェクトを始動させた。選手会は球団と足並みをそろえ、神奈川県内の小学校と特別支援学校に通う約43万人の児童に記念キャップをプレゼントする目玉企画を実施。2月末には選手が県内各市町村の代表校を訪れ、子供たちにキャップを手渡した。その取り組みで横浜スタジアムでの練習後に約70キロ離れた箱根町まで足を伸ばしたのが、東だった。遠方での役目に名乗り出たのは、選手会長としての使命感の表れだった。「いざ箱根に行ってみて、野球に関わる機会が少ない子たちが多いと感じた。ベイスターズの一員として神奈川県全体を盛り上げていかないといけない」。子供たちに夢を与え、野球の未来をつくるために決意を新たにした。