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広島・小園海斗 出た!今季初タイムリー WBC後の苦しい日々から上昇気配 - スポニチ Sponichi Annex 野球
広島・小園海斗内野手(25)が3日、阪神戦(マツダ)で待望の今季初打点を記録した。0―2の6回2死一、二塁から左前適時打を放った。3月のワールド・ベースボール・クラシック後は状態が上がらず、開幕後も打率1割台と苦しい状態が続く。この一打をきっかけに上昇へ転じるべく「頑張ります」と力を込めた。
小園の勝負強さが戻ってきた。2点を追う6回2死一、二塁だ。村上の甘く入ったツーシームを左前適時打。開幕から24打席目で待望の打点をたたき出し、反撃の口火を切った。「何とか(打てた)という感じ。たまたまという感じだった」この打席を迎えるまで得点圏では3打数無安打だった。ようやく好機で役割を果たしたが、小園の言葉数は少なく、表情もさえなかった。6試合を終えて23打数4安打、打率・174、1打点という現状に納得がいっていない様子。それでも、新井監督は「小園も今日の打席の内容見ていたら、ちょっと上がってくるかなという感じがしている」と復調に期待した。3月のWBC後から苦しい日々が続いていた。米国から帰国直後は、時差ぼけもあり、コンディションを整えるのに苦労した。当初、最後のオープン戦3試合で準備を整えて開幕を迎える予定だった。しかし、同3戦で10打数1安打だったこともあり、志願で2軍戦に出場。開幕までの期間も短く、難しい調整が強いられる中で最善の策を講じてきた。首位打者と最高出塁率の2冠に輝いた昨季は、開幕4試合連続安打のスタート。3、4月は同・313と好発進を切った。それでも初打点を記録したのは今季と同じ開幕6戦目だった。悲観する必要はない。2日のヤクルト戦前には、WBCでともに戦ったヤクルト・中村悠のもとへあいさつに出向き、「まだ始まったばかり。先は長いよ」と激励を受けた。この日は同学年の阪神・森下が4安打3打点。日の丸を背負った者として、負けてはいられない。チームは開幕3連勝からの3連敗で、勝率5割に逆戻り。小園は再進撃に向けて「頑張ります」と短い言葉に力を込めた。ここから上昇に転じる。(長谷川 凡記)