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ソフトバンク・栗原陵矢 オープン戦の不振どこへ?開幕から右肩上がり!打率.458、2号2ラン - スポニチ Sponichi Annex 野球
ソフトバンクの栗原陵矢内野手(29)のバットが好調だ。3日のロッテ戦で7回に右翼ポール際に先制の2号2ラン。打線が苦戦していたルーキー左腕・毛利の変化球を完璧に捉えた。オープン戦は不振だったが、開幕戦で1号アーチを放つなど、これまで7試合で打率・458と好調だ。新選手会長が奮闘したが、チームは2―3で逆転サヨナラ負けを喫し、今季初の連敗となった。
鮮やかな一撃で均衡を破った。0―0の7回無死一塁。栗原とロッテ先発のドラフト2位左腕・毛利との3度目の対戦だった。カウント1―0からの2球目、内角高めのフォークを完璧に捉えた。文句なしの当たりは右翼ポール際に吸い込まれていった。3月27日の日本ハムとの開幕戦以来となる2号2ランとなった。「上沢さんがいいピッチングをしているので、何とか先制点を取って援護をしたいと思っていた。つなぐ意識を持ってのホームラン。いいバッティングができて良かった」チームは前日2日の楽天戦で今季初黒星を喫し、開幕からの連勝が5で止まった。新選手会長は「カード頭を絶対に勝ちにつなげていきたい」とプレーで気概を示した。4回2死一塁では毛利の144キロ直球を捉える中前打。開幕から三塁手で7試合連続で先発出場し、早くも4度目マルチ安打だ。開幕前の不調がうそのようだ。オープン戦で打率・216に低迷していたが、打率・458、2本塁打、5打点と絶好調。「やってることがはまってきている。広島戦あたりから」。オープン戦最後の広島3連戦(20~22日)で工夫した打撃フォームが好結果を呼んでいる。「足の上げ方、つき方。より強く踏み込む」と打球に力がしっかり伝わっている。研究熱心でWBCでは世界の強打者の打撃をチェック。「いい選手の打撃を見て自分と比べながら練習したら一つはまった」と好感触が続いている。昨季は右脇腹を痛めた影響で開幕を2軍で迎えた。チームは春先にまさかの最下位に沈み、「(観客が)帰るときに“楽しかったな”と気分良く帰ってもらえるような試合がしたい」と思いを強くした。この日、チームは痛恨の逆転サヨナラ負けで今季初の連敗を喫したが、栗原の思いはブレない。「全員で前を向いて、成長しながらやっていきたい」と誓って迎えたシーズン。これからも責任と覚悟をプレーで示す。 (井上 満夫)○…栗原は今季7試合で左投手に対して5打数4安打、打率.800と好調。1日の楽天戦では古謝から中前打、左前打と2安打し、この日は打線が苦しんでいたロッテの新人左腕・毛利から中前打、右越え2ランを放ち、唯一のマルチ安打だった。昨季は右投手に対して打率.286、左投手に対しては同.233だった。「対左」の成績が上がれば、さらなる飛躍が期待できる。