サンスポ
〝熱男〟ならぬ「ますおぉ~!」 ヤクルト・増田珠が2号3ランで快勝に貢献 村上宗隆の助言も生かす
3ランを放ち生還し、ベンチ前でポーズを決めるヤクルト・増田珠 =神宮球場(撮影・長尾みなみ)(セ・リーグ、ヤクルト11-6中日、2回戦、1勝1敗、4日、神宮)セ・リーグ首位のヤクルトは4日、中日2回戦(神宮)に11-6で快勝し、連敗を阻止した。ソフトバンクから移籍して3年目となる増田珠(しゅう)外野手(26)が2号3ランを放つなど、三回に5連打で5得点するビッグイニングをつくり、ともに今季最多の14安打11得点の猛攻。両軍合わせて4本の本塁打が飛び出した打ち合いを制した。右翼席から響く「マスダコール」に応えて、右拳を下から突き上げ「ますおぉ~!」。〝熱男〟といわれた元ソフトバンクの松田宣浩氏を師と仰ぐ元気印の合図に呼応し、スタンドのファンも一緒に声を張り上げた。「6番・右翼」で先発出場した増田が三回にバックスクリーン左へ2号3ラン。先発全員安打の14安打11得点した打線をけん引し、お立ち台で満面の笑みを浮かべた。「きもちぃー!! (四回の守備で)ライトに守りにいったときに、ファンの皆さんが『ますおー』を一緒にやってくれたので、すごくうれしかった。もっと打ちたい気持ちになりました」両軍合わせて4本のアーチが飛び出した打撃戦。ハイライトは1-1の三回の攻撃だ。2番・サンタナの勝ち越し2号ソロから5連打で5得点。増田はとどめの一撃を突きさした。1死一、二塁の好機。カウント3-1から「今年のチームカラーはどんどんいけというところ。思いっきりスイングできた」と内角直球を完璧に捉え、チームを勢いづけた。五、六回には四球を選び3打数1安打3打点3出塁。「昨年から代打で取り組んできた難しいボールに手を出さないところは継続して、スタメンでも雑にならずにできている」と胸を張った。今季は5試合に先発し、打率・214、2本塁打、5打点。昨季は代打として代打打率・350、代打出塁率・435を記録した男がスタメンで勝負強さを発揮している。昨季までチームメートだった村上宗隆(ホワイトソックス)の助言が飛躍につながっている。昨季は代打で存在感を先発時は結果に苦戦。シーズン終了後に村上から指摘を受けた。「守備中に次の打席のことを考えすぎているように見える。考えすぎて情報を整理できていないのでは」。中学2年時にシニアチームの九州選抜で共闘した同学年の言葉が心に響いた。シンプル思考で打席に立ち、持ち前のパワーを発揮している。前日に開幕から伸ばしてきた連勝が5で止まったが、連敗は阻止。増田は「いい流れに乗ってこれからも勝っていけたら」と闘志を燃やした。現役時代に『ブンブン丸』の愛称で呼ばれた池山隆寛監督のもと、打線が〝ブンブン〟勢いに乗る。(武田千怜)一球速報へプロ野球日程へ