日刊スポーツ
【日本ハム】西川遥輝に「打てない、諦めろ」新庄監督の助言でシンプル思考に チーム復帰1号
日本ハムが3ラン2発で逆転勝ちを決めた。オリックスに2点を先攻されたが、5回に西川のチーム復帰1号3ランで逆転に成功。1度は同点に追いつかれたが、7回に野村が3号3ランで勝負を決めた。新庄剛志監督(54)も驚く開幕から8戦20発の強力打線。あの85年の阪神打線と並ぶ最速到達。チームは3連勝で勝率5割に戻した。◇ ◇ ◇開幕から積み上げたアーチは、ついに20本塁打になった。新庄監督は「1年間ずーっと出たいっていう気持ちが、ホームランにつながっているんじゃないですかね」と分析しつつ「って思っても、そこまで打てるもんじゃないし」と、首をかしげる。だが、この現象はきっと偶然ではない。楽天、ヤクルトを経て5年ぶりに日本ハムに復帰した西川は、2月の春季キャンプイン直後、新庄監督の助言でバットを変えた。楽天時代の西川を見て「どんどん引っ張らせたい。そのためにはバットが合わない」と考えたからだ。西川は「(実感としては)本当に分からん」と言う。試合中、どうしたらオリックス九里を打てるか助言を求めたら、新庄監督からは「打てない、諦めろ」と言われ心が軽くなった。西川は「思ってもみない答えが返ってくるのが面白い。開き直りじゃないけど、より考え方がシンプルになる」と、苦笑いした。チーム20本塁打目を打った野村も、新庄監督の助言でバットを変えた。以前のバットより30グラムほど軽く、トップではなく、操作性が高い手もとに重心があるタイプに。長距離砲の野村にとっては「そもそも手を出してこなかった形」で、飛距離が落ちるのではと不安があったそうだが「あまり変わることなくできた」。この日、低い弾道で右翼後方のブルペンへ打ち込んだ。指導する横尾打撃コーチは「バットを軽くして短く持って。でも、ジェイ(野村)のポテンシャルなら全然関係ない。これからジェイは、どんどん打ちますよ」と予告した。【中島宙恵】【動画】止まらない日本ハム!開幕8試合連続ホームラン 西川遥輝が5回に逆転3ラン