日刊スポーツ
【ヤクルト】7回裏ヒットの鈴木叶「アドバイスをもらっていた」長岡秀樹との会話で不安解消
ヤクルトはナインの風通しの良さが勝利につながった。一挙7得点で逆転した7回裏だ。0-5で迎えた無死一、三塁の伊藤の打席。ネクスト・バッタースボックスに入った鈴木叶捕手(20)はベンチにいた長岡秀樹内野手(24)と1分ほど話していた。表の守備から途中出場しており、中日先発高橋宏とは初対戦になる。「どういう球なのかを聞いてアドバイスをもらっていた。右バッター(自分)と左バッター(長岡)で違う部分もあるけど、参考にしながら入れたというのが一番。目線、目つけのしかただったりを話して、いいイメージを持って入れました」。不安を解消してから打席に向かえた。初球はインハイの直球を見逃してボール。2球目の甘めに入ったカットボールを捉えた。左前打とし、無死満塁にチャンスを拡大。長岡は「どういう球ですかと聞かれて、こういうふうに待った方がいいよ、こう入ったらこうなるし、こういう球だったらいけるよ、みたいなのを伝えた。それを彼が一発で捉えたのですごい」と後輩の打撃をたたえた。鈴木叶は「球種とかに対してシンプルに入ろうと思っていた。前の人たちがどういうふうに入ってるのかも聞いて入れたので良かった」と振り返った。後輩から積極的に質問し、先輩は情報共有。打席前に綿密に話した長岡はその後、自身が同点打を放った。「対話、笑顔、元気」をテーマに掲げる池山監督率いる燕軍団。活発なコミュニケーションで勝利をつかんでいる。【塚本光】里崎智也氏が首位のヤクルトベンチの雰囲気の良さを指摘「雰囲気もいいし、若手もやりやすい」