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今井、MLB初勝利 西武時代の監督・辻発彦氏が祝福「マイペースな性格、うまく作用すればいい」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
アストロズの今井達也投手(27)が4日(日本時間5日)、敵地のアスレチックス戦でメジャー初勝利を挙げた。2度目の登板で5回2/3を無失点。3安打3四球に抑えて毎回9三振を奪う快投を演じた。今井のプロ1年目だった17年から22年まで西武監督を務めた辻発彦氏(67=スポニチ本紙評論家)が、記念のメジャー初勝利を祝福した。6年間共に戦った若き右腕への思いを明かし、米国での活躍へエールを送った。
凄く心配だったから、ホッとしている。よかった。本当に一安心。もう、親心のような思いだよね。初登板の前回も夜中の中継をリアルタイムで見た。ボールがすっぽ抜けたり、スライダーを引っかけたり。本人もベンチでぼうぜんとしていたし“これはちょっと…”という感じだった。次はどうだろうという中での今回の登板。引きずらなくてよかったなと思う。最後に会ったのは昨季終わり頃のベルーナドームの駐車場。メジャーへの思いや、WBCのことなどいろいろ話した。「WBCはもし出られなくても、もう一度はチャンスがあるかもしれない」と。まずは夢がかなったら、メジャー1年目に集中することを優先する覚悟を決めていたように感じた。監督1年目の(16年)ドラフト1位だし、本当に感慨深い。チーム状況は、投手は育てるしかないという時期。将来のために使っていったのが、(高橋)光成や今井だった。当時の今井は2人で話しても目を見て話せないような感じで、性格的にもちょっと分からないようなところもあった。でも、年を追うごとに自覚も出て、しっかりして、自分の意思を話せるようになり、野球に凄くストイックになっていったと感じている。次の登板も楽しみだし、結果が出れば自信もつくはず。山本(ドジャース)もそうだったように移動や生活面、環境など米国1年目は絶対苦労するし、ストレスもかかる。マイペースなところもある性格が、うまく作用すればいいと思う。とにかく温かく見守るつもりでいますよ。(本紙評論家)