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松坂大輔氏 アストロズ・今井「力感」でローテを守り規定投球回へ - スポニチ Sponichi Annex 野球
【松坂大輔 視点】前回は初登板とあって力みも感じさせた今井投手ですが、デビュー2戦目は非常にリラックスして投げられている印象でした。前回課題として残った制球面もゾーン内に収まり、ここぞの場面ではギアを上げて95~96マイル(約153~154キロ)で打者を抑え込む「メリハリ」のある投球。力を入れる、抜くところを非常にバランス良く投げていました。
この日は初回に先制してもらって大差がつく展開。僅差の試合でも同様の投球ができれば、いいコンディションをキープでき、長いイニングを消化できるでしょう。日本より試合数が多い中で一年間、ローテーションを守って規定投球回に到達する。この日の「力感」がそれを可能にすると思いますし、今後が非常に楽しみです。昨季31本塁打のランゲリアーズ選手を全てスライダーで3打席連続三振。相手打者は今井選手のスライダーに合っていませんでしたね。普通に横に曲がるだけでなく、縦気味にシンカーやチェンジアップのような「今のは何?」というような珍しい、面白い軌道を描きます。「ジャイロ系」という独特のもの。相手は完全に惑わされていましたし、今井投手にとって新天地での大きな武器になるはずです。