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千賀滉大 6回途中5安打2失点降板で今季初勝利ならず 5者連続含む7Kの力投も打線の援護に恵まれず - スポニチ Sponichi Annex 野球
メッツの千賀滉大投手(33)が5日(日本時間6日)、敵地でのジャイアンツ戦に登板。5回2/3を投げ、5安打2失点と力投したが、打線の援護に恵まれず、今季初勝利をつかむことはできなかった。
序盤は奪三振ショーで力を見せつけた。初回、先頭のアダメスに対し、フルカウントから低めフォークボールを投球。一度はボールと判定されたが、ABSチャレンジによってストライクに判定は変更された。この日最初の三振を奪うと、2死一塁からは4番・ディバースを代名詞の“お化けフォーク”で空振り三振。初回に2つの三振を奪い、リズムをつかんだ。圧巻は2回だ。先頭のラモスをフォークボールで空振り三振に仕留めると、続く李政厚(イ・ジョンフ)は96.8マイル(約155.8キロ)直球で見逃し三振。7番・エンカーナシオンもこの日最速の97.6マイル(約157.0キロ)直球で空振り三振に仕留めた。3回先頭のベイダーも空振り三振で、初回2死のディバースから5者連続三振。序盤は相手打線を力でねじ伏せた。順調に回を重ねたが、6回に展開は一変した。先頭のベイリーを遊撃内野安打で出塁させると1死後、二盗を許し、この日初めて得点圏に走者を背負った。2死にはこぎ着けたが、チャプマンに左翼線への同点二塁打を浴び、続くディバースに中前への勝ち越し打を許し、交代を告げられた。今季初登板となった3月31日(日本時間4月1日)のカージナルス戦では敗戦投手とはなったものの、6回4安打2失点と力投。最速99.2マイル(約159.6キロ)直球を軸に、代名詞の“お化けフォーク”など変化球も駆使し、9つの三振を奪った。千賀は22年オフに5年総額7500万ドル(約99億円、当時)の大型契約でメッツに入団。契約初年度の23年は166回1/3を投げ、12勝7敗、防御率2.98の好成績を残した。翌24年は度重なる故障で1試合の登板にとどまり、昨季は順調に開幕を迎えたが、6月に右太腿裏を痛め戦線離脱。7月に復帰を果たしたが調子が上がらず、9月にマイナー降格も経験した。最終的には22試合で7勝6敗、防御率3・02だった。完全復活に向けて手応えをつかんだ。試合後は「久しぶりに先発ピッチャーとしてやれてるなと思いながらマウンドにいました」と語り、カルロス・メンドサ監督も「多くの人が23年の彼を思い出したはず。彼の投球は圧倒的だ」と最大級の賛辞を送っていた。