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ロバーツ監督「トータルでは良い投球」 5回6失点の佐々木朗希に及第点「スコアではなく投球内容を重視」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
ドジャースは5日(日本時間6日)、敵地でナショナルズと対戦し、逆転勝ちで3連勝を飾った。先発の佐々木朗希投手(24)は5回5安打で自己ワーストとなる6失点で降板。打線が逆転したため、敗戦投手とはならなかったが、次回登板以降に課題を残す内容となった。
降雨の影響で当初の試合開始時間から約2時間9分遅れの現地時間午後3時44分のプレーボール。佐々木にとっては難しい調整を強いられての登板となった。初回は走者を出しながらも無失点。ただ、大谷の先制ソロで援護をもらった直後の3回2死一塁、ガルシアにカウント1―1から投じた3球目の96.5マイル(約155.3キロ)直球を中堅右に運ばれ逆転2ランを被弾した。4回には2死二塁からルイーズを内野ゴロに打ち取ったかに見えたが、打球が一塁ベースに当たる不運な適時内野安打で3点目を失うと、2死一、二塁からウッドに真ん中に入ったスプリットを中越えへと運ばれる痛恨の3ランを浴びた。試合後、ロバーツ監督は「5回まで投げたことは大きかった。スコアだけを見る人もいるだろうが、あの打球がベースに当たらなければイニングは終わっていた可能性もあり、内容は違ったものになっていたかもしれない。そういう意味で、トータルでは良い投球だったと思う」と右腕の投球内容を大きく責めることはなかった。ただ、「ウッドに対しての(カウント)0─2からの球は高くなってしまい、あれは取り戻したい1球である」と3ランは失投と指摘。「それでも全体としては良い内容であり、チームとしても良い試合だった」と逆転勝ちしたこともあり、納得の表情を見せた。そして「成長は見られる」とし「最後のイニングが最も良い投球だったとも言える。そこから立て直して5回まで投げたことは重要だった」と先発として5回まで投げたことを評価。スプリットはまだ不安定ではあるものの「私は全体のトレンドを見ている。現時点では上向きの流れにある。スプリットは理想的にはストライクからボールになる球だが、常にそうなるわけではない。今日も(ウッドの3ランは)0─2から低めに決まっていれば違う結果になっていた。継続的に改善しているし、スライダーにも自信を持ち始めていると思う」と語った。オープン戦で防御率15・88と結果を残せなかった右腕だが、自信については「それは取り戻そうとしている段階である。(エンゼルスとのオープン戦である)フリーウェイシリーズの時は自信がないと言っていたが、今は少しずつ自信がついてきていると思う」と成長を実感。「リリーフ時とは違い、先発ではまた別の難しさがある。ただ成功体験を積めば、自信は戻ってくる。私はスコアではなく投球内容を重視している。取り戻すべき球はあるが、全体としては良かった。あの追加の1イニングは、トロントでの勝利にもつながるはずだ」と次戦に期待を寄せた。