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阪神・茨木秀俊 9日ヤクルト戦“道産子投手の初先発初勝利”へ 「普通に、いつも通りやるだけ」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
高卒4年目右腕の阪神・茨木が、9日ヤクルト戦で先発デビューすることが6日、決定的となった。この日、甲子園球場で行われた投手指名練習に参加。村上、才木らとともに投内連係やキャッチボールに取り組み汗を流した。
「もう普通に、いつも通り、やるだけかなと思います」満を持して、聖地で初先発のマウンドに立つ。今季はここまでファーム・リーグ2試合に登板し、計9回1/3を投げて1失点と抜群の安定感を発揮。1軍先発機会を手にした右腕は「全ての面で、ちょっとレベルアップしてるかなと思います。今は本当に、いい感じで投げられてます」と意気込んだ。昨季の早川に続き、球団3人目となる“道産子投手の初先発初勝利”を目指す。同じ北海道出身の先輩右腕は昨年8月27日DeNA戦(横浜)でプロ初先発し、5回2安打無失点でプロ初勝利をマーク。北海道札幌市出身の21歳も、初勝利への思いを問われると「はい、あります」と短い言葉に決意をこめた。ちなみに伏見とバッテリーを組めば、球団初の公式戦“道産子バッテリー”も実現する。母校の躍進も、力に変える。帝京長岡(新潟)は今春選抜で春夏通じて初の甲子園出場を果たした。惜しくも初戦敗退したが、試合当日はスタンドから応援。「本当に刺激をもらいました。自分も頑張ろうと思えた試合でした」。“初”の躍動を見せてくれた後輩たちに負けじと、聖地のマウンドへと向かう。すでに中継ぎとしては、昨年9月21日ヤクルト戦(神宮)で1軍デビュー済み。昨季は2試合登板で、計2回2/3を無失点に抑え、そのレベルを肌で感じ取った。「2登板は本当に大きかった。今の成長というか、どういう成長したいかという目標が本当に上がったのでいい経験になりました」。さらなる高みを見据え、真っさらなマウンドに立つ。 (山手 あかり)○…札幌市出身の茨木がプロ初先発で勝利すれば阪神の北海道出身投手では50年の干場一夫(旭川市)、25年の早川(江別市)に続く3人目で、過去の2人もプロ初勝利。なお現在、阪神在籍の北海道出身選手は茨木と早川のほか、門別(日高町)、能登(旭川市)の投手4人と捕手・伏見(千歳市)の計5人。◇茨木 秀俊(いばらぎ・ひでとし)2004年(平16)6月8日生まれ、北海道札幌市出身の21歳。帝京長岡(新潟)では1年夏からベンチ入りし、3年夏は新潟大会準優勝で甲子園出場なし。22年のドラフト4位で阪神入団。25年は9月21日ヤクルト戦に救援でプロ初登板。2試合で2回2/3を1安打無失点。1メートル83、87キロ。右投げ右打ち。