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広島・中崎翔太 「やることは変わらない」自然体で救援陣のピンチ救う!新井監督抑え起用示唆も - スポニチ Sponichi Annex 野球
広島・中崎翔太投手(33)が、7日からの巨人3連戦(マツダ)を前に、救援陣のピンチを救うべく意気込みを示した。目下、救援防御率6.23はリーグ5位。勝ちパターンを担う森浦、島内らが低調にあえぐ中、救援陣最年長右腕の存在感が光る。新井貴浩監督(49)からは今後、抑えで起用する可能性も示唆されているが、あくまで求められた役割に徹し自然体で貢献を期す構えだ。
救援陣の苦しい台所を、経験豊富なブルペンリーダーが支える。中崎が、その覚悟を言葉に乗せた。「どこで投げてもやることは変わらない。点差も、行く場面も関係ないので、特に意識することはない」想定外の事態にも、16年目のベテランは動じない。16~18年のリーグ3連覇を支えた、かつての守護神。開幕8試合を終えた時点でリーグ5位のチーム救援防御率6・23と苦しむ救援陣の立て直しへ、粉骨砕身の貢献を期した。不動のセットアッパーとして期待された島内はオープン戦から調子が上がらず、抑えを担う森浦も直近2試合連続失点と安定感を欠く。そんな中にあって、開幕から3試合連続無失点と存在感が際立つ中崎。ブルペンの総意を代弁した。「(救援陣のみんなも)やり返すぞという気持ちは見える。みんな、そういう思いでやっている」辛勝した5日の阪神戦後、新井監督は抑えを固定しない方針を改めて示した。「そこ(9回)は固定はしない。今後もその都度、ザキ(中崎)、ハーン、森浦、島内で決めていきたい」。候補4人を挙げた中に、19年を最後にセーブがない中崎の名も出された。ベテランの域に達しても、向上心は尽きない。今季の中崎は、昨季の反省から配球面を意識。「真っすぐと変化球1種類では粘られたりした時に選択肢が減ってくる。いろんな球種を1試合の中で使っていくと打者の目先も変わる。そういう意味でも、いろんな球種を操れたほうがいい。そこが今はできている」。これまでは140キロ台後半の直球を軸に、フォーク、スライダーを決め球にすることが多かった。だが、昨年7月下旬から失点につながるケースが多くなった。そこで今季はパターンが一辺倒にならないように、多彩な組み合わせを心がけているという。通算115セーブで、ホールドも大台100まであと2。球団初の「100セーブ&100ホールド」の偉業も間近だが、個人成績は二の次。チームのために懸命に腕を振るのが、背番号21の美学だ。(長谷川 凡記)○…中崎(広)があと2ホールドで到達する「通算100セーブ&100ホールド」は25年石山(ヤ)まで過去9人が達成。広島在籍中の達成者はいない。中崎のように100セーブ→100ホールドの順で到達は、過去に11年藤川球児(神)、22年増田達至(西)の2人。目下通算505試合登板で、500試合目以降の到達は前出石山の544試合、25年岩崎(神)520試合の2人。