スポニチ
今井達也の平均15センチ“逆スライダー”に衝撃「左にも右にも…あんな球見たことがない」MLB公式特集 - スポニチ Sponichi Annex 野球
大リーグ公式サイトが、アストロズの今井達也の「逆方向に曲がるスライダー」について特集している。
MLBの右投手が投げる平均的なスライダーは、グラブ側に約10センチ変化するのに対し、今井のスライダーは腕側へ約15センチ動く。その威力はすでに結果にも表れていて、週末のアスレチックス戦では、9奪三振・無失点の快投。アスレチックスのベテラン打者ジェフ・マクニールは「左に行くのもあれば右に行くのもあった。本当に面白い球だ。あんな球はなかなか見ない」と驚きを口にした。スタットキャストのデータでも、その異質さは際立っている。今季、少なくとも10球以上スライダーを投げている投手は201人いるが、そのうち96%は通常のグラブ側への変化を示している。腕側に動くスライダーを平均して投げている投手はわずか9人。その中でも今井は群を抜き、他の投手の約3倍の腕側変化を記録している。なぜ今井のスライダーは逆方向へ動くのか。鍵はリリースにあると公式サイトは説明する。今井はスライダーを放つ際、手がボールの下に入り込み、下からすくい上げるようにリリースする。独特の動きが、腕側への変化を生み出す。そのメカニズムの解明にも注目が集まっている。米トレーニング施設ドライブラインのピッチングラボでは、縫い目や回転を解析、この球種の再現を試みている。ピッチデザインの専門家たちの探究心を強く刺激している。