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ベシア「とにかく1球ずつ…」ピンチで山本由伸を好救援「大きな自信」ドジャース監督も「信頼できる」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
ドジャースのアレックス・ベシア投手(29)が7日(日本時間8日)、敵地でのブルージェイズ戦で先発・山本由伸投手(27)の後を継いで7回のピンチで登板。好救援でチームを5連勝に導いた。
先発の山本が3─1の7回、先頭・岡本に二塁打を浴びると、クレメントにも内野安打を許し無死一、二塁のピンチで降板。後を託されたのがベシアだった。代打・シュナイダーを四球で歩かせ無死満塁と長打が出れば逆転とさらにピンチを広げたもののヒメネスを左飛に打ち取ると、バレンズエラは空振り三振で2死。最後はスプリンガーも右飛に仕留め、1点も与えなかった。ベシアの好救援に山本もベンチで左腕をハグし、感謝を示した。チームはそのまま逃げ切り、5連勝を収めた。試合後、ベシアは四球で無死満塁にピンチが拡大した後は「とにかく1球ずつ」と自らに言い聞かせ「(捕手の)ウィル(スミス)との関係は非常に良いし、彼を信頼している。どこに投げるべきか、強みを理解している。これは一夜で築けるものではなく、2021年から積み上げてきたものだ」とスミスを信頼して腕を振った結果と語った。見事、ピンチを無失点で切り抜け「スタンドに妻がいてくれて、彼女の前で投げられたのは良かった。登板後に彼女の方を見たが、本当に特別な瞬間だった」と笑顔。「投げている最中も最高だった。アドレナリンもあったし、観客の雰囲気にも乗れた。1球1球に集中できたし、とても良い登板だった」と自画自賛した。重要な場面での登板も「監督が自分を信頼してくれていると感じるし、自分がどれだけ努力しているかも分かってくれている。それが自信につながっている」といい「今日は本当に大きな自信になった」とこの日の好救援でさらに自信が付いたと胸を張った。ロバーツ監督も「一時は満塁になったが、彼の良さは“動じないこと”である。プレッシャーのかかる場面で経験を発揮し、しっかり抑えてくれた。信頼できる投手」と賛辞を惜しまなかった。ベシアはドジャースが2連覇を果たした昨年のワールドシリーズを「家庭の事情」を理由に欠場。試合中はドジャースだけでなく、ブルージェイズの救援投手陣もベシアの背番号「51」を帽子に付けていた。その後、ケイラ夫人とともにインスタグラムで第1子である愛娘スターリングちゃんが亡くなったことを報告。「私たちの小さな天使、私たちは永遠にあなたを愛し、あなたはいつも私たちと一緒にいます」と赤ちゃんと手をつないだ写真を投稿し「私たちの美しい娘が10月26日の日曜日に天国に行きました」とワールドシリーズ(WS)期間中に亡くなっていたと記した。昨年、出場することができなかったワールドシリーズ以来の対戦となったブルージェイズ戦で救援として完璧に仕事を果たし、また一歩、前に進んだ。