日刊スポーツ
【ヤクルト】逆転勝利でいまだ連敗なし 広沢優クリーンアップ3人斬りで流れ呼び、赤羽由紘決勝打
ヤクルトが逆転勝利で今季初の連敗を回避した。2位の昨季セ・リーグ王者阪神とのゲーム差を再び1・5ゲーム差とした。初回はあっという間に先制。まずは1番長岡秀樹内野手(24)がカウント2-1から左翼方向へ安打性の当たりを放った。相手左翼手がチャージをかけたが左足をとられたか倒れ込み、打球は後方に転がり三塁打。1死三塁から古賀優大捕手(27)が初球を左犠飛とした。試合開始から得点まで6球で約3分だった。先発は松本健吾投手(26)だった。1回裏は1番近本に左前打で出塁を許すと、1死一、三塁から4番佐藤の左犠飛で同点。さらに2死一、二塁から木浪に勝ち越しの左前適時打を浴び、すぐに逆転された。1点を追う5回は連打で無死一、二塁。伊藤琉偉内野手(23)が投犠打を決めて1死二、三塁とした。前日7日の同戦まで12球団唯一犠打がなく、今季10試合目でチーム初。松本健を4回で降ろす決断をして送った代打北村恵吾内野手(25)、長岡が抑えられ得点にはつながらなかった。6回に指揮官が期待してきた25歳の右打者が試合を決めた。相手2番手の早川に対し、四球、二塁への内野安打で2死一、二塁とチャンスメークした。2試合ぶりスタメンの増田珠外野手(26)が同点の左前適時打。さらに2死一、二塁から、開幕戦以来9試合ぶりスタメンの赤羽由紘内野手(25)が右中間への適時二塁打を放ち勝ち越した。赤羽は今年、春季キャンプ中の練習試合やオープン戦で5試合4番スタメン。池山監督から打撃練習時にたびたび指導を受けることもあった。5回に投げた2番手広沢優投手(24)が通算4試合目の登板で2勝目を挙げた。開幕直前に支配下昇格したプロ2年目右腕。この日の最速は155キロを計測。森下を見逃し三振、佐藤を空振り三振、大山を左飛。猛虎打線のクリーンアップを3人で斬り、流れを呼んだ。▼ヤクルトは今季6度目の逆転勝ちで8勝目。ヤクルトが開幕10試合消化時に8勝は、野村監督で日本一となった97年(○○●○○●○○○○=8勝2敗)以来2度目の球団タイ記録。前年最下位球団が開幕10試合で8勝以上の好発進は02年阪神(9勝1敗)以来となり、セ・リーグでは81年中日(8勝2敗)02年阪神に次いで3度目。