日刊スポーツ
【日本ハム】カストロのソロ本塁打1本で勝利も「勝ちは勝ち」先発北山亘基は8回無失点に手応え
日本ハムは北山亘基投手(26)が8回3安打無失点の快投を演じ、楽天先発、古謝との投手戦を制した。今季初勝利の北山は「頭、心は冷静にという感覚で投げられた」と納得顔。WBC出場で調整が遅れていたが「これから安定して投げていけるような気がしているので、いい1日になった」と手応えを口にした。150キロ台の直球を主体にテンポ良くストライクを投げ込み、10奪三振と力で楽天打線をねじ伏せた。鋭いフォークボールもさえた。打球が右腕付近を強襲した後、8回1死から連打を浴びて一、三塁と同点のピンチを迎えたが得点を許さず。9回は柳川が締めて今季2セーブ目。北山の自身2度目の完封勝利はお預けとなったが「まだ(今季登板が)2試合目。できたらいいですけど」と、次戦以降へ切り替えた。攻撃は4回、先頭のカストロがチーム唯一の安打となった決勝の2号ソロを放った。ソロ本塁打1本のみでの勝利は、9回での決着に限れば、田村藤夫のソロ本塁打で勝利した91年4月12日オリックス戦以来、35年ぶり。延長戦も含めれば、万波が決勝本塁打を放った22年4月17日ロッテ戦以来となった。相手を下回る1安打での勝利に、新庄監督は「勝ちは勝ちだからね。11本打っても勝てない時もあるから。あ~良かった」と、満足そうだった。◆1安打での勝利は22年9月13日DeNA以来40度目(他に0安打勝利が1度)で、日本ハムは22年4月17日ロッテ戦以来7度目。22年は9回まで佐々木朗に無安打に抑えられ、延長10回に出た万波の本塁打だけで勝っている。今回のような本塁打だけの1安打勝利は前記日本ハム以来17度目になるが、そのうち日本ハムは東急時代の49年を含め最多の5度記録している。