日刊スポーツ
早大元監督の野村徹氏が死去、89歳 在任6年12季で同校初4連覇などリーグV5回の黄金時代
プロ野球元ヤクルトの青木宣親や元阪神の鳥谷敬らを育てた、東京6大学リーグの早大元監督の野村徹さんが8日、亡くなった。同大野球部関係者が明らかにした。89歳。1937年(昭12)1月1日、大阪府生まれ。北野高から早大に進み捕手として活躍し、1960年秋季リーグ戦では優勝決定戦の再々試合まで争った「早慶6連戦」で優勝に貢献した。卒業後プレーした大昭和製紙(静岡)で70年、監督として都市対抗優勝。85年に阪大特別コーチに就任し、全日本大学選手権初出場に貢献。その後、近大付(大阪)の監督を務め、88年に春夏連続で甲子園出場を果たした。99年から早大の第16代監督に就任。在任6年12季で同校初の4連覇などリーグ優勝5回の黄金時代を築いた。教え子には青木、鳥谷のほか、日米でプレーした元ソフトバンクの和田毅、ヤクルトや巨人でプレーした藤井秀悟ら多くのプロ選手を輩出。野球殿堂博物館は昨年12月、26年の野球殿堂入り候補者を発表し、アマチュア野球関係者などを含め、球界発展に貢献した人が対象となる「特別表彰」の候補に野村氏が入っていた。