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原口文仁氏 プロ初勝利の阪神・茨木秀俊の持ち味引き出した坂本誠志郎 ピンチでチェンジアップ4連続要求 - スポニチ Sponichi Annex 野球
【原口文仁 視点】プロ初先発の茨木は先頭打者の出塁を許すシーンもあったが、落ち着いて一つ一つアウトを重ねていった。捕手の坂本も真っすぐとスライダーに加えて、チェンジアップをうまく組み合わせて序盤から持ち味を引き出した。最大のピンチだった6回2死満塁で、代打の宮本を4球連続のチェンジアップで空振り三振。ここぞの場面でその配球が効果を発揮した。
まだ4年目の21歳。抑えていろいろなことを考え、そして学び、打たれて気づくこともある。チームがまだ今季一度も連敗していない中で、押しつぶされそうになったプレッシャーを押しのけ、感じた緊張も経験に変えて、糧にしてほしい。まだまだあるだろう伸びしろに期待が膨らむ。茨木はここまでケガが多く、鳴尾浜やSGL尼崎で苦しんでいる姿があった。それでも、やれることをやるひた向きさがある。一生懸命にトレーニングして体が大きく、強くなっていく過程を、私を含めて多くのチームメートやスタッフが見てきた。コツコツ積み上げてきた努力が実っての1勝。おめでとう! (本紙評論家)