日刊スポーツ
【日本ハム】V弾の清宮幸太郎が愛される理由はセンスと懐深い人柄 結果悪くとも真摯に取材対応
日本ハム選手会長の清宮幸太郎内野手(26)が、仙台の夜空に、同僚・万波中正外野手(26)に並ぶ両リーグトップタイの5号アーチをかっ飛ばした。同点に追い付いた直後の6回無死一、二塁、1ボールから、代わったばかりの楽天3番手加治屋の144キロの直球を、左中間ホームランゾーンに放り込み、勝利に貢献した。◇ ◇ ◇試合の結果がどんなに悪くとも真摯(しんし)に取材に応じるのが幸太郎イズムだ。日本ハムの選手は全員、声をかければ丁寧に話してくれるが、時には急ぎの用事を控えていることもある。そんな折り「急いでいるので手短でいいですか? 」と申し訳なさそうに言う選手もいるが、清宮幸だけは、どんなに忙しくても「はい、いいっすよ」と立ち止まり取材を受ける。試合後、お風呂好きな清宮幸は、選手の中では最も帰るのが遅いグループに入る。ナイターゲームの際は、午後9時に試合が終わって帰宅時間が午後11時半を過ぎることもある。それでも悠然とロッカルームから出てきて、決して急ぐことなく、報道陣に囲まれる。質問への返しも通り一辺倒なものはない。細野の無安打無失点がかかった3月31日ロッテ戦の9回2死、記録を“アシスト”した痛恨失策に「野球人生で自分のエラーを願った日は初めて」と、自虐的かつ粋なコメント。愛され続ける理由は、意図せずとも相手が求めるものをすぐに察し発信できるセンスと、懐深い人柄にある。【永野高輔】