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菅野智之 6回4安打2失点好投も2勝目ならず 2試合連続QSの安定感見せるも打線の援護に恵まれず - スポニチ Sponichi Annex 野球
ロッキーズの菅野智之投手(36)が10日(日本時間11日)、敵地でのパドレス戦に先発。6回4安打2失点と好投したが、打線の援護に恵まれず、今季2勝目はならなかった。
丁寧に、慎重に回を重ねた。初回、先頭のロレアノを三塁内野安打で出塁させると1死後、捕逸で得点圏に走者を背負う形となった。立ち上がりからピンチを背負ったが、ベテランは動じない。パドレスの中軸を落ち着いて封じた。3番・メリルをスイーパーで空振り三振。続くマチャドはカーブで投ゴロに封じて、まずはスコアボードの左端に「0」を入れた。2回は直球に加え、カーブ、スイーパー、スプリット、カットボールなど多彩な持ち球を駆使して3者凡退。持ち味の投球術でリズムをつかんだ。3、4回も無失点で終えたが、5回に失投を捉えられた。先頭のシーツに対してカウント1―1から投じたカットボールが甘く入り、右中間席へと運ばれる本塁打で先制点を失った。さらに1死からカンプサノにも左越え本塁打を被弾。それでも6回を3者凡退で終え、2試合連続で6回以上自責点3以内のクオリティースタート(QS)を記録。持ち味の安定感は十分に示した。本拠地で登板した前回5日(同6日)のフィリーズ戦で6回4安打1失点の好投を披露し、移籍後初勝利をマーク。クアーズフィールドは標高約1600メートルの高地に位置し、気圧が低く空気抵抗も少ないため、打球が飛びやすいことで「打者天国」としても知られている。その環境下でも制球力を生かし、丁寧な投球でアウトを積み重ねた。18アウトのうち8アウトをゴロで奪い、三振は5。持ち味を存分に発揮して白星をつかみ取った。試合後、菅野は本拠での白星に「本当に気候も投げやすくて、最高の登板になりました」と笑みを見せ「そんなに意識しても仕方ないことなので、とにかく低めにボールを集めて、よりゴロでアウトを取って、三振狙うところは狙って、そういうのを心がけました」と話していた。