サンスポ
阪神・佐藤輝明「甘い球が来ないんッスよ…」耐え抜いた先の2打席連発5打点! 両リーグ10勝一番乗りに導く大爆発 大山悠輔、森下翔太と〝虎に翼〟初トリオ弾
七回、3ランを放つ阪神・佐藤輝明。この時点でクリーンアップ3人がアーチそろい踏みとなった=バンテリンドームナゴヤ(撮影・水島啓輔)(セ・リーグ、中日3-9阪神、2回戦、阪神2勝、11日、バンテリンD)羽ばたいて、10勝! 阪神は中日に9-3で大勝し、3連勝で両リーグ10勝一番乗りを決めた。佐藤輝明内野手(27)が2打席連続で2、3号本塁打を放ち、開幕から5カード連続勝ち越しだ。森下翔太外野手(25)、大山悠輔内野手(31)の一発と、佐藤の1本目はいずれも今季新設されたテラス型観客席「ホームランウイング」へ。まさに〝虎に翼〟で、3人は初のアーチそろい踏み。このままVまで一直線や!!虎には、その中でも佐藤輝明という男には、この球場は狭すぎた。新設されたフェンスの向こうへ、そのまた先へ、これでもかと白球を運び去った。クリーンアップ3人衆が初のアーチそろい踏み。これ以上ない形での3連勝で、12球団一番乗りの10勝だ。2打席連発の4番は胸を張った。「相乗効果というか、そういう試合がまた(今後も)出ればいいかなと思います」1本目は4-1の七回1死一、二塁。仲地の147キロ直球を一閃し、右中間へ3ランを放り込んだ。3番・森下が一回、5番・大山が二回にソロを放っており〝トリオ弾〟が完成。それぞれドラフト1位で入団し見事に主軸を張るが、同じ試合でそろって本塁打を放つのはこれが初だった。この時点での虎の3発すべてが、今季新設されたテラス型観客席「ホームランウイング」に飛び込んだ。右中間と左中間の外野フェンスは本塁側へ最大6メートル移動し、最深部で116メートルから110メートルに短縮。フェンスの高さは3・6メートルと、1・2メートル低くなった。本拠地とする竜にはダメージとなり、連覇を目指す〝虎に翼〟となった形だ。そして、佐藤はあふれんばかりのパワーも見せる。4点リードの九回1死三塁ではバックスクリーンへ〝ウイング不要〟の2打席連続アーチ。牧野の144キロ直球をたたき「完璧だった。いい当たりだった」と自画自賛する、打球速度180・4キロ、飛距離136・1メートルの大アーチを架けた。1試合2本塁打も、2打席連発も、5打点も、昨年9月15日の中日戦(甲子園)以来。打率・377、14打点、20安打の3部門でリーグ1位に立った。桜満開の時期は過ぎても、虎と佐藤はまだまだ乱れ咲きだ。