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巨人・坂本、300号王手!バックスクリーン左へ今季1号 球団2位タイ19年連続本塁打 - スポニチ Sponichi Annex 野球
1点差での惜敗。それでも、巨人ファンの大歓声に包まれた。中心にいたのは坂本だ。不振にあえいだベテランが、通算299号となる待望の今季初アーチを放ち「一本出たので良かったですけど、まだどうなるか分からない。いろいろ練習からやっていきます」と振り返った。
試合前までわずか1安打で打率・048と苦しんでいた。だが、スタメン発表時に6試合ぶりに名前がコールされれば、「きゃー!」という悲鳴も入り交じった歓声が起こる。ファンは待っていた。2打席連続三振で迎えた、1―3の7回2死。山野の初球の直球を捉えてバックスクリーン左へ、21打席ぶりの安打となる飛距離124メートルのソロ。通算300号に王手をかけた。プロ20年目。62試合の出場にとどまった昨季からの巻き返しを誓い、強い決意を持って臨んだオフ。1月の自主トレはバットを大きく動かしながら打つフォームに取り組み、感覚を見直してきた。今春キャンプでも精力的に居残りで打撃練習を行い、ウエートトレーニングにも励んだ。球団スタッフも「ここ2、3年よりも打球速度とかいろんな数値が上がっている」と証言する。自主トレ期間中の食事のメニューや量も細かく管理し、プロとしての体づくりを怠ることはない。19年連続本塁打は柴田勲、阿部監督に並ぶ球団2位タイ。その指揮官は「久しぶりにあんな生きた打球を見た。まだまだあそこ(バックスクリーン)に入るので大丈夫でしょう」と太鼓判を押した。まだまだ巨人には坂本が必要だ。(田中 健人)≪球団最多は王貞治の22年≫坂本(巨)が1号を放ち08年から19年連続本塁打。巨人の連続年数本塁打としては59~80年王貞治の22年に次ぎ、63~81年柴田勲、01~19年阿部慎之助に並ぶ2位タイに浮上した。なお、プロ野球記録は89~15年谷繁元信(中)の27年。