サンスポ
林安可、西武では53年ぶりの来日初本塁打がサヨナラ弾
林安可のサヨナラ本塁打で西武が連勝(撮影・尾崎修二)(パ・リーグ、西武2x-1ロッテ=延長十回、6回戦、3勝3敗、12日、ベルーナD)西武は台湾出身の新戦力、林安可(リン・アンコー)外野手(28)が延長十回に来日1号となるサヨナラ本塁打を放ち、2カード連続の勝ち越しを決めた。外国人選手の来日初本塁打がサヨナラ弾だったのは球団(前身を含む)では73年のビュフォード以来、53年ぶりの快挙となった。チームは八回まで1安打。しかし九回2死から源田の適時打で同点とすると、延長十回1死から林安可がロングのスライダーをジャストミート。低い弾道の打球は右翼席へ吸い込まれ「ずっとやっているのは強い打球を打つこと。続けていけば、いつか絶対本塁打を打てると思っていた」とうなずいた。台湾プロ野球・統一で通算112本塁打。2024年のプレミア12では台湾代表の4番として日本戦で本塁打を放ち、今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場した左打者だが、オープン戦から不発。「初見の投手ばかりでフルスイングができない」と戸惑っていたが、13試合目、50打席目で待望の一発が飛び出した。ネビンが左脇腹痛で出遅れており、新加入の林安可とカナリオに期待がかかる。仁志野手チーフ兼打撃コーチは「打率(・222)は高くないけど、打球の強さは他の選手と違う。相手投手を知らないでやっているので、一回り二回りして、アジャスト(適応)してくれれば」と期待する。真面目で物静かなタイプだが、日本語の勉強に取り組み、チームに溶け込む姿勢をみせている。「もちろん(台湾出身で通算117勝を挙げた)郭泰源さんみたいな活躍をしたい。台湾にも素晴らしい野球選手がいることを日本のファンに伝えたい」。台湾の主砲が目を覚ました。(塚沢健太郎)一球速報へプロ野球日程へ