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ドジャース監督「勝負すべき打者に四球を出している」 朗希を評価した点と注文をつけた点 - スポニチ Sponichi Annex 野球
ドジャースの佐々木朗希投手(24)は12日(日本時間13日)のレンジャーズ戦に先発登板したが4回、94球を投げ、5安打2失点で降板して2敗目を喫した。
中6日のマウンドで安定した投球をすることはできなかった。4回まで要した球数は94球。毎回の5四球は自己ワーストタイ。22人の打者に対し、3ボールまでいった打者が7人と苦闘ぶりを物語っていた。一方で三振はメジャー自己最多の6奪三振だった。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「まず目立ったのは、失点を最小限に抑えたことだ。降板した時点でも、こちらはまだ試合の中にしっかり残れていた。それは重要なことだし、試合が完全に崩れなかったというのは大きかった」と粘った部分は評価した上で「一方で、やはり効率の悪さはあったと思う。今日は持っていた球の質、6奪三振、空振りも取れていたことなどを考えると、本来ならもっと長いイニングを投げられる内容だったはずだ。そこについては本人とも話したし、こちらとしては5回以上を投げてほしいと思っている。そこが次の段階、次の成長だと思う。継続的にそれができるようになることだ」と語った。今も試行錯誤を重ねている。指揮官は「成長という意味では、苦しい中でも踏みとどまり、必要なところでしっかり球を投げ込めたのは大事なことだった。四球は出したが、それをある程度うまく散らして、大きな失点につながらないようにできた。その意味では、そこは評価しているし、その点は誇りに思う」とした。:3試合、13回で10四球となっていることには「もちろん、どの投手も四球を出そうとしているわけではない。ただ、少しコーナーを狙いすぎた意図はあったかもしれない。以前の登板では、もっと大きく外れるような悪いミスや、ストライクゾーンから逃げていくような球もあったと思うが、今はそこまでは見られない。ただ、勝負しなければいけない打者に対して四球を出してしまっている場面はある。そこを乗り越えられれば、もっと効率的な投球になると思う」とした。また、突如として乱れる点については「言えるのは、本当に熱くなった時、ストレスのかかる局面になった時には、彼はしっかり球を投げているということだ。だから課題は、その状態になる前にどう先手を打つか、どう何かが膨らんでいく前に抑えるかだと思う。そこが一流の投手のやることだ。今日の登板を振り返っても、あるいはこれまでの登板を見ても、避けたい四球がいくつかある。しっかり勝負して、打球を打たせなければならない打者に対して四球を与えてしまっている。そこは今まで何度かやられてきた部分でもある。そこを越えられれば、もっともっと効率のいい投球が見られると思う」と話した。昨年はシーズン終盤、ポストシーズンで救援投手として活躍した佐々木だが、ロバーツ監督は「先発投手は、もっと多くの球数を投げるし、長いイニングを担うようにトレーニングしている。だから頭の中でも、同じようなアグレッシブなマインドを持ちながら、自分の準備や積み上げてきたものを信じて、90球、100球と同じ意識、同じ強度で投げ続ける必要がある。そこまで持っていかないといけない」と話した。