日刊スポーツ
【ソフトバンク】亀裂骨折の今宮健太「ここで手放すわけにはいかない」14日楽天戦出場に意欲
簡単に1軍の座は渡さない。左肩甲骨を亀裂骨折したソフトバンク今宮健太内野手(34)が13日、みずほペイペイドームで練習し、自身の動きをチェックした。11日の日本ハム戦(エスコンフィールド)6回の第3打席で左肩甲骨に死球を受け、12日に病院の検査で亀裂骨折が判明。だが、「やるしかない身なので」と動けるところをアピールし14日楽天戦(みずほペイペイドーム)の出場にも意欲を見せた。◇ ◇ ◇今宮は北海道から福岡へ空路移動後すぐにみずほペイペイドームに姿を見せた。「まず確認してできるのかできないのか早めに判断したいなと」。ダメならファームから代わりの選手を呼ばなければいけない。移動休日のこの日のうちに確認する必要があった。グラウンドでキャッチボール、ランニング、ゴロ捕球を行い室内でマシン打撃を行った。「まあ、大丈夫かなと思います。筋肉系の痛みが残っているだけ。多少はあるが、これくらいなら」と笑顔で話した。亀裂骨折は左肩甲骨のため投げることには問題ないが、一番の心配は打撃時。「バットを振って骨がガコッてならないという話はもらっている。我慢するというところまではない」と骨がずれる心配はなくバットも振れているようだ。14日楽天戦の出場は、当日の状態を見てからとなるが「しっかりやってるところを見せれば、使えるって判断になってくる」と動けるところをアピールする。「やるしかない身なので。ここで手放すわけにはいかない」。今季はここまで11試合に出場し打率2割7分3厘、0本塁打、5打点。スタメンは本来の遊撃で7試合、二塁でも2試合起用されている。昨季は左ふくらはぎなど度重なる故障でわずか46試合の出場にとどまり、1億円ダウンの年俸2億円+出来高で契約更改した。その間に台頭してきた野村、安定感のある川瀬と強力なライバルとの競争の中、今季はさらなる強い決意でシーズンに入り開幕からここまで戦力として貢献してきた。「痛みがなければやりたいというのは小久保監督とも話をさせてもらっている。無理くりってことでははない」。ホークス一筋17年、巨大戦力の中レギュラーを守り続けてきた今宮は、動けるのなら弱音は吐かない。【石橋隆雄】