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ホワイトソックスで村上宗隆に押し出されたソーサ 岡本和真ら野手を支える役割でブルージェイズへトレード - スポニチ Sponichi Annex 野球
ブルージェイズが13日(日本時間14日)、ホワイトソックスからレニン・ソーサ内野手(26)をトレードで獲得したことについて、米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が解説した。交換要員はマイナーの外野手ジョーダン・リッチ(18)と、後日指名選手または金銭となる。
今回のトレードには、村上宗隆と岡本和真という2人の日本人選手が影響している。ホワイトソックスではオフに村上が加入したことで一塁のレギュラーが埋まり、ソーサの出場機会は一気に減少した。もともとユーティリティ性はあるものの守備評価は高くなく、主力として固定されるタイプではない。その結果、今季は33打席にとどまり、チーム内で押し出される形となっていた。一方のブルージェイズは状況が対照的だ。野手ではアンソニー・サンタンダーが2月に肩の手術を受けて長期離脱。開幕後も捕手アレハンドロ・カーク(親指骨折)、DHジョージ・スプリンガー(つま先骨折)、内野手アディソン・バージャー(足首捻挫)が相次いで離脱するなど故障者が続出し、打線は流動的な状態にある。ソーサには課題も多いが、この時期に野手を補強する選択肢は限られており、ブルージェイズは層の厚みを優先した形だ。さらに、岡本もメジャー1年目でやや苦戦している。60打席で三振率35%と日本時代の約2倍に達しており、適応途上にある。内野を一通り守れるソーサの加入により、岡本をDHで起用して打撃に専念させたり、適度に休養を与えたりと、柔軟な起用が可能になる。つまりソーサは、村上の存在によって「出場機会を失った側」から、岡本らブルージェイズ野手陣を「支える側」へと役割を変える移籍となった。ブルージェイズにとって最優先は、岡本が主軸として定着すること。その過程でソーサは、チームを下支えする“クッション役”として機能することが期待されている。