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山本由伸「すごく有効なボールになっていた」 スプリットの割合、球数メジャー移籍後最多 止まらない進化 - スポニチ Sponichi Annex 野球
ドジャースの山本由伸投手(27)が14日(日本時間15日)、本拠でのメッツ戦に先発。7回2/3を投げ、4安打1失点と好投したが、打線の援護に恵まれず、3勝目はならなかった。それでもチームに連勝を呼び込む好投に「今年の中では一番いい感覚で投げれたなと思います」と手応えを口にした。
初回、リンドアに先頭打者本塁打を許したが、その後は圧巻の投球を続けた。直球にスプリット、カーブ、スライダーなど多彩な変化球を効果的に織り交ぜ、メッツ打線に的を絞らせない。先頭打者弾被弾以降、7回2死からビシェットに左翼線二塁打を許すまで、20者連続でアウトを積み重ねた。この日、投球の軸となったのはスプリットだった。104球のうち、40パーセントにあたる42球を投じ、割合、球数ともメジャー移籍後最多だった。「今日は、ここまでの中でも、かなり良く、いいスプリットが投げられていた。空振りも取れてましたし、カウントを進めていくのにすごく有効なボールになっていました」と振り返る。1―1の7回2死一、二塁ではベイティからスプリットで空振り三振を奪い、ピンチを脱出した。スプリット、直球を軸にカーブ、スライダーなど多彩な変化球を交えて、徹底的に相手のタイミングを外した。今季ここまで4試合に登板して全試合でクオリティスタート(QS=6回以上、自責点3以下)と安定した投球を継続。この日、与えた四球はわずかに1つ。4試合で25回2/3を投げ、3四球と制球の良さが安定感につながっている。「去年の夏ぐらいから初球の入りだったり、その後のカウントの進め方っていうのを凄く工夫して、いろんな種類のボールを使いながら、カウントを取れていけているので、より自分らしい投球が出せてるかなと思います」。ライバルを圧倒し、より高みに到達するため、山本の進化は止まらない。