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ソフトバンク・近藤健介 元気な証!2年ぶり盗塁!打って走って最強の2番が打線を牽引 - スポニチ Sponichi Annex 野球
首位・ソフトバンクは15日、2位・楽天に連敗し、0・5ゲーム差に迫られた。敗戦の中で光ったのが近藤健介外野手(32)の活躍。打っては4回にチーム初安打の中前打を放つなど、11試合ぶりのマルチ安打。この回は2年ぶりの盗塁となる二盗も決めた。昨年は相次ぐケガに泣いたが、今季は開幕から走攻守ではつらつとしたプレーを披露。リーグトップの打点をマークするなど、打線をけん引している。
今季4度目のマルチ安打もチームの連敗に悔しさがにじむ。近藤は恒例となっている試合後の打ち込みを終えてから帰路に就いた。「甘いボールを捉えることができたので良かった。ピッチャーが頑張っているので何とか打線でいけたらと思います」チームがわずか5安打で2得点に終わった中で気を吐いた。楽天の先発・古謝から初回にしぶとく四球を選ぶと、4回は直球を中前にはじき返す。6回にも直球を右前へと運んだ。前回1日の対戦でも3打数2安打と快音を響かせており、この日も貫禄たっぷりの内容だった。連続試合安打を9に伸ばし、打率・310、5本塁打、14打点、出塁率・446。まだ春先とはいえ、打撃全部門で上位に名を連ねている。強打者の指標とされるOPS(出塁率+長打率)は1・067でリーグトップ。球界最高峰の打者として本領を発揮している。何より体が万全だ。昨季は春先に腰を手術し、復帰後もケガに泣かされ75試合の出場にとどまった。「打ってもケガをしたら意味がない。レギュラーとして143試合に出ることが大事」。ここまで全試合に2番打者として出場している。24年9月16日のオリックス戦(京セラドーム)以来、実に575日ぶりの盗塁も決めた。4回1死一塁、柳田の打席で初球に好スタートを切り、二盗に成功。2死二塁から山川の左前適時打でホームを踏んだ。24年は11盗塁を決めたが、同戦で最後の盗塁を決めた際に右足首を捻挫。現在は怖さはなく「盗塁のサインも出してくれたので。今年は体もいいですし、走れたので良かったと思います」とうなずいた。杉山、藤井が故障のために離脱し、チームは救援陣が苦しい状況にある。この苦境は打線がカバーしていきたいところ。近藤は「そこが大事になってくる。やっぱり(打線に)つながりが出たら相手も怖いと思うので。一打席、一打席に集中していきたい」とも口にしていた。再び上昇気流に乗せるためにも、背番号3が走攻守でチームを引っ張る。 (木下 大一)