サンスポ
阪神・福島圭音、田中将からの二塁内野安打「必死のヘッドでした」激戦区左翼「育成のときからの気持ちを忘れないように」
五回1死一塁、ヘッドスライディングで出塁する阪神・福島圭音=甲子園球場(撮影・泰道光司)(セ・リーグ、阪神3ー4巨人、5回戦、巨人3勝2敗、16日、甲子園)一塁ベース上に砂ぼこりが舞った。代打で登場した阪神・福島圭音外野手(24)が気迫のヘッドスライディングで〝二ゴロ〟を二塁内野安打にしてチャンスを拡大した。「ゲッツーになりそうだったので。どんな形でも自分が生き残るという気持ちで…。必死のヘッドでした」2-4の五回1死。小幡竜平内野手(25)が左前打で出塁。イーストン・ルーカス投手(29)の代打で打席へ。巨人・田中将のツーシームに詰まらされて、打球は二塁・浦田の正面へ。「無我夢中でした」。浦田は二封は無理と判断。一塁に送球したが、福島の手が先にベースに到達した。続く近本光司外野手(31)は右前に運び、中野拓夢内野手(29)の左犠飛で1点差に詰め寄った。3月30日に育成から支配下登録に。4月3日の広島戦(マツダ)で「8番・左翼」で初スタメンを果たし、プロ初安打。ここまで9試合に出場して打率・304(23打数7安打)。代打打率は同・500(4打数2安打)だ。福島は「SGL(2軍戦)に行かせてもらったり、打席数を増やしてもらっているから」と好調の理由を明かした。この日は午後1時からのファーム・リーグ西地区のソフトバンク戦に「2番・右翼」でスタメン出場。3打席(安打はなし)立ってから甲子園へ。「体力は誰にも負けない自信はある」というだけにダブルヘッダーも〝朝飯前〟だ。左翼のスタメン争いは前川右京外野手(22)、高寺望夢内野手(23)、中川勇斗捕手(22)にくわえてD1位・立石正広内野手(22)=創価大=も左手関節炎が完治。2軍で実戦復帰を果たした。激戦区だ。「みんな頑張っているので、負けないように。育成のときからの気持ちを忘れないように意識していきたい」守備と脚力にくわえて打撃の対応力もうなぎ上りだ。最大の武器でもあるハングリー精神とガッツあふれるプレーでもチームを盛り上げていく。(三木建次)一球速報へプロ野球日程へ