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【星野伸之 緩急自在】六回に坂本が犠打を決めていれば、粘投の村上に白星も…
六回、スリーバント失敗の阪神・坂本誠志郎=甲子園球場(撮影・松永渉平)(セ・リーグ、阪神2-1中日、4回戦、阪神4勝、17日、甲子園)オリックス、阪神で176勝を挙げ、引退後も両チームでコーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家の星野伸之氏(60)は、攻撃のリズムを作りきれなかった2つの犠打ミスについて言及した。もし、佐藤の打球を中日の外野陣が普通に処理していたら、どうなっていたんだろう。結果的にラッキーな三塁打になり、勝利を呼び込んだのだが、試合全体では指摘しておきたい点はある。まず送りバントの失敗だ。特に大山の適時打で追いついた後の無死一、二塁から坂本が送れなかったシーン。もらったチャンスだから、しっかりバントを決めて、この回で逆転できれば、村上に白星もついた。相手のミスで自分のチームに流れが来たときは、しっかりモノにする野球は必要だ。三回にも無死一塁で村上が送れなかった。攻撃ではスッキリしない部分はある。とはいえ、巨人に連敗して、少し嫌な雰囲気で迎えた試合を勝ったという事実は何より大きい。そして、勝利を呼び込んだのは村上の粘りの投球。ブルペンで調子が良くなかったのか、一回は得意のスライダーをほとんど投げなかった。二回からカットボールを織り交ぜて、我慢の投球。調子が良くなくても試合を作れるのはさすがだ。一球速報へプロ野球日程へ