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【MLB】大谷翔平『ルース超え』で再燃した〝嫉妬〟…「他球団も二刀流見つけてくれば」ロバーツ監督〝皮肉返し〟で一蹴 アジア選手記録も達成
安打を放つドジャース・大谷翔平(撮影・福島範和【デンバー(米コロラド州)20日(日本時間21日)=横山尚杜】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(31)がロッキーズ戦に「1番・DH」で出場し、三回に右前打を放つなど4打数1安打2四球で52試合連続出塁を達成。1923年にベーブ・ルース(ヤンキース)がマークしたキャリアハイを抜き、アジア選手の最長記録に並んだ。大谷の圧倒的な能力に他球団の監督から『大谷ルール』批判も飛び出したが、ロバーツ監督は痛烈な〝皮肉返し〟で応酬した。試合は12-3で勝った。出塁は大谷にとって日常と化している。三回先頭で、追い込まれながらも低めのボール球のチェンジアップにバットの芯を合わせた。力感のないスイングで右手一本で右前に運び、連続試合出塁の記録をまた更新。ついに「52」に達した。「本当にすごい。二刀流も共通点。史上最高クラスの2人。これだけマークされる中で、出塁を続けるのは極めて難しい。偉大な記録。この先も続いてほしい」〝野球の神様〟にして二刀流の元祖、ベーブ・ルースの1923年の記録を超え、ロバーツ監督は目を大きく見開いた。これで2018年の秋信守(チュ・シンス、レンジャーズ)が持つアジア選手記録にも並んだ。一回には二盗で今季初盗塁をマーク。失策で塁に残り、抜群のスタートを切った。六回には敬遠、八回には四球で出て、この日は3出塁。12得点の大勝に貢献した。投打で圧倒的な力を示す大谷に、他球団から嫉妬? の声も上がった。この日、カブスのカウンセル監督が、大谷が恩恵を受ける二刀流登録のルールに批判的な考えを示した。複数の米メディアによると「あるチームだけが投手と野手を1人ずつ余分に持っている状態。そしてその選手だけ特別扱いされている。それが最も奇妙」と言及。名前こそ出さなかったが、大谷、およびドジャースを指すことは明らかだった。二刀流登録の選手は投手13人枠ではなく野手13人枠に組み込まれるため、二刀流選手がロースターに所属するチームは実質14投手となる。ただ、これに反応したロバーツ監督は痛烈な〝皮肉返し〟をぶつけた。「確かにウチはショウヘイがいることで有利。ただ、どのチームも獲得すれば一緒。他の球団も二刀流を見つけてくればいい」と笑って一蹴。ドジャースは争奪戦の末に10年総額7億ドル(約1015億円)を提示して獲得した。二刀流登録は全球団に認められたルール。ド軍も大谷も公平な競争下でプレーしている。止まる気配がない連続出塁。次は球団記録がターゲットだ。58年のロサンゼルス移転後は2000年ショーン・グリーンの53試合連続が最長。1900年以降では、ドジャース史上最高の強打者といわれるデューク・スナイダーが54年にマークした58試合も視野に入る。そしてアンタッチャブルレコードとされるメジャー記録の49年テッド・ウィリアムズ(レッドソックス)の84試合連続にも着々と近づいてきている。一球速報へ大谷の成績へ