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【球界ここだけの話(4122)】故障から復帰した巨人のベテラン、高梨雄平が取り入れた新習慣とは
巨人・高梨雄平右座骨結節のけがで昨季終盤からリハビリに励んできた巨人・高梨雄平投手(33)が今季、実戦復帰を果たした。今年でプロ10年目のベテラン。故障により、自らの体と向き合う時間が増えた中で、生活の中に新たに取り入れた習慣が「水泳」だった。「中強度くらいのトレーニングを入れようとなったとき、ウエートトレーニングだけだと一日にできる量に限りがある。ランニングもそう。全身運動で、カロリー消費が高いものを考えたときに、水泳がいいなって。そうして泳ぎ始めたら、いい感じの体になっていった」宮崎・都城の3軍キャンプで過ごした2月は、夕食後に10分ほど歩いて地域の一般向けトレーニングジムへ向かった。周りを見渡せば地元のシルバー層の人たちが利用していたプールで、ひときわ目立つ体格のプロ野球選手が黙々と泳ぎ続けた。「シェフ」の異名をとる料理好きの左腕は、朝食へのこだわりも強くした。「サケ、卵、豆腐、納豆、みそ汁、めかぶ、サラダでノンオイルドレッシングに亜麻仁油。それに、フルーツがパイナップルかキュウイ。米が250グラム。考え抜かれた朝食をとり、そのカロリー分を水泳で消費する。その循環がよかった」と明かした。地道なトレーニングの成果は、着実に表れている。「体重が4キロ増えて、体脂肪率は1パーセント増くらいなので、筋量で3.5キロくらい増えている」。健康的な生活は、肌など身体面にも好影響を与えているという。「筋肉がつくのが先で、それに順応して出力が良くなっていくのは半年後くらいらしい。まだその途中なので、これからおもしろいのでは、と思っている」。通算449登板。幾多の修羅場をくぐりぬけ、何度もチームを救ってきた左腕だが、まだまだとばかりに己の進化へ期待を膨らませていた。(浜浦日向)