サンスポ
ソフトバンクがオリックスの京セラ連勝止める…勝ち越し打の中村晃「代打で活躍をする目標を持ってやっている」
ファンに手を振るソフトバンク・中村晃=大阪市・京セラドーム大阪(撮影・林俊志)(パ・リーグ、オリックス1-7ソフトバンク、4回戦、2勝2敗、28日、京セラ)2位ソフトバンクが終盤に畳み掛け、京セラドームで11連勝中だった首位オリックスの勢いを止めた。5カードぶりに初戦を取ってゲーム差を1・5とし、首位奪回に向けて視界が広がった。「代打でしっかりいい活躍をするという目標を持ってやっている。勝ちにつながったのはよかった。こういう活躍が1試合でも多く続けば」技ありの一打が中村晃内野手(36)のバットから生まれた。1-1の八回1死一、三塁で代打登場。開幕から10試合連続無失点だった椋木が投じた外角低めのフォークボールに右腕を伸ばして食らいつくと、打球は左翼手の前に落ちる。開幕以降、代打としては9打席無安打と結果が出ていなかった仕事人が、ここぞの場面で19年間磨き続ける打撃技術を発揮した。昨年11月に腰部ヘルニアの手術を受け、19年目は筑後でのリハビリからスタートして1軍での開幕にこぎつけた。代打の切り札の役割を担いながら、先発した17日のオリックス戦での初安打後、快音が遠のいていた。それでも「今までだったら結構、数字を気にして『ああ、駄目だな』と思ったりとかしていたけど、そんなこと考えている場合じゃない。しっかり毎日いい準備はできているかな」と達観して試合に臨み、今季2安打目でチームを勝利に導いた。小久保監督は起用に応えたベテランに「晃(中村)は素晴らしい」とたたえた。オリックスに敵地で連勝すれば、4月21日以来となる首位の座は見えてくる。ここから一気に勢いに乗っていく。(上阪正人)一球速報へプロ野球日程へ