サンスポ
DeNA・林琢真「勝利に貢献できてよかった」4試合ぶり先発で決勝打含む2打点
七回、適時打を放つDeNA・林琢真=バンテリンドームナゴヤ(撮影・甘利慈)(セ・リーグ、中日2-4DeNA、4回戦、2勝2敗、29日、バンテリンD)DeNAは29日、中日4回戦(バンテリンドーム)に4-2で競り勝ち、連敗を3で止めた。「8番・二塁」で4試合ぶりに先発出場した林琢真内野手(25)が、同点の七回に放った決勝打を含む2安打2打点。右太もも裏の肉離れで戦線離脱している牧秀悟内野手(28)に代わり、二塁に入った4年目の左打者が、チーム一丸の勝利に貢献した。飛車角落ちの戦いを強いられても、個々が役目を果たせば接戦をものにできる。その象徴となったのが、4試合ぶりに先発出場した林だ。2安打2打点を挙げた勝利の立役者は、連敗を3で止める活躍に安堵(あんど)の表情を浮かべた。「一人一人が、その時その時の役割を全うしていくことが大事。勝利に貢献できてよかった」打線は相手先発の桜井に六回まで3安打と苦しめられたが、2-2の七回に2死からつながりを見せた。京田が一塁強襲の二塁打で好機を演出すると、続く林は外寄り低めの速球を逆らわずに左方向へ。力強いスイングで三遊間を破り、2打席連続適時打で決勝点を刻んだ。さらに代打のヒュンメル、三森も続き、4連打で2点を勝ち越した。チームは4月中旬から6連勝を飾ったが、正二塁手の牧が故障で離脱した25日から負けが込んでいた。前夜は5安打で零封負け。主砲の筒香もけがで戦列を離れており、打線が迫力を欠いているのは否めない。それでも、この日は長打に頼らず畳みかけて競り勝った。相川監督は「またチームとして前に進めた」と納得顔で語った。5試合連続で相手に先制点を奪われたが、ナインには劣勢をはね返す機運があった。指揮官は「ビハインドになっても、ベンチで全員が元気を出しながら試合を進めていけている」とうなずく。ドラフト2位の島田(東洋大)がプロ初先発とあって、援護に燃えた野手陣は再三の好守を見せて相手に流れを手渡さなかった。「(島田が)初登板とは思えないほど堂々と投げていたので、自分も負けないぞという気持ちで臨んでいた。主力が抜けて弱くなったといわれないように、チーム一丸となって頑張っていきたい」と林。ナインの思いを代弁するかのような言葉に、今やるべき戦い方が凝縮されている。(鈴木智紘)一球速報へプロ野球日程へ