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【球界ここだけの話(4129)】DeNA・京田陽太、いぶし銀の存在感が光る 今季二塁に挑戦している理由とは
ユーティリティープレーヤーとして存在感が光るDeNA・京田陽太唯一無二の存在になる。DeNA・京田陽太内野手(32)は今春キャンプで、今季に懸ける強い決意を示していた。「内野全部をできる選手は、多くはいないので自分の引き出しとして。1年間、1軍にいることも大事。優勝に少しでも貢献できるような選手になっていければ」本職は遊撃だが、三塁や一塁も守ることができるユーティリティープレーヤー。加えて、今季から二塁にも挑戦。30歳を過ぎてもなお、新たな選択肢を増やし続けていくのには理由がある。脳裏に思い起こされるのは昨季だった。正二塁手の牧が、左手親指の付け根にあたる「左MP関節尺側側副靱帯修復術」を受けた影響で離脱。「あそこ(二塁)ができていればなというのが正直あった」と振り返る。試合に出るためならば何でもやる。「全部できたほうがベンチも使いやすい」と気持ちを新たにし、春季キャンプでは第1クールから二塁の位置で早出ノックを受けるなど、決意が表れた。試合前にノックを受ける(左から)宮下朝陽、宮崎敏郎、京田陽太、柴田竜拓ベテランとしての自覚も十分だ。「上から数えたほうが早い年齢。自分のことができて当たり前。チームの勝利や雰囲気に気付けなくてはいけない立場」。石上や林、宮下ら若い内野陣に対して、結果が出ずに沈んでいる様子があれば声掛けを行うなど、精神的なサポートも惜しまない。もちろん、自らと向き合うことも忘れない。オフの自主トレーニングでは「けがをしない体を作る」をテーマに、ランニングやウエートトレーニングの回数や重量も増やした。シーズンに入っても日課のケアなど、メンテナンスは怠らない。体の変化にも敏感になり、張りなどをより察知できるようになっている。チームは開幕4連敗と苦しいスタートだったが、4月17日から24日にかけて6連勝を記録。ゴールデンウイークの9連戦を始め、厳しい戦いが続いていく。「開幕して1カ月は数字の変動も激しい。落ち着いてやれる時期が来るまでは我慢して」と泰然自若の構えを見せた。日に日に存在感が増すベテラン・京田が、相川DeNAの欠かせない1ピースとなっている。(児嶋基)プロ野球日程へ