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ヤクルト・丸山和郁、プロ野球史上73人目サイクル達成! 26年は〝燕心〟が違う!1番起用で大当たり5安打4得点
七回に二塁打を放ちサイクル安打を達成した丸山和は、二塁ベース上で花束を手にガッツポーズ(撮影・長尾みなみ)ヤクルト・丸山和郁外野手(26)が1日、DeNA6回戦(神宮)でプロ野球史上73人目(78度目)となるサイクル安打を達成した。「1番・右翼」で先発し、二回に右前打、四回に右中間三塁打、五回に右越えソロ、七回に左翼二塁打を放つなど、5安打1打点4得点を挙げた。16-5の快勝に貢献し、同戦は開幕6連勝。同一カードの6戦6勝は、球団では1954年の対洋松以来72年ぶりとなった。緑色に染まった神宮球場にめったに耳にしないコールが響き渡った。「サイクル狙え、丸山」。12-5の七回1死。丸山和がマルセリーノから放った打球が高く上がった。ベンチからは「走れ!」との声が飛ぶ。左翼手の勝又がダイビングキャッチを試みるも届かず、白球が跳ねる間に俊足を飛ばして二塁ベースに滑り込み、サイクル安打を達成した。「ベンチでツーベースを狙えって言われて、『狙って打てるもんじゃないよ』と思いながら。当たりはよくなかったですけど、〝神風〟が吹いて落ちてくれました」「1番・右翼」で先発。今季26試合で1番を担ってきた長岡が4月30日に出場選手登録を外れる中、ダイヤモンドを駆け回った。二回に放った右前打が記録への号砲だ。続く四回に右中間三塁打。五回に今季2号の右越えソロで王手をかけ「本当にドキドキ。そんなことあるのかなと思いながら立った」という七回の第5打席で達成した。二塁ベース上では両手の人さし指を突き立てて歓声を浴びた。球団では2021年9月18日の塩見泰隆以来の偉業。若松勉、池山隆寛、山田哲人らに肩を並べた。けがの影響もあり昨季は自己最少の39試合出場にとどまる中、「レギュラーを取る」と強い気持ちで臨む5年目の今季は課題の打撃と向き合ってきた。2月の春季キャンプ中。全体練習後の室内練習場で山田に助言をもらいながら打ち込む姿があった。オフから体の軸を意識したスイングに取り組んでおり、同乗したタクシーでホテルに戻る際に山田に感覚を質問した。詳細は明かさなかったが「明日、見てもらっていいですか」と頼み込み、連日指導を受けて成長。前橋育英高時代に甲子園で1大会8盗塁を記録したスピードスターがプロで長打力を身につけ、174センチの体で躍動した。八回にも右前打を放ち、5安打1打点4得点の活躍で、今季最多20安打16得点した打線をけん引。自身も1990年にサイクルを達成した池山監督は「私の名前も出てくるからよかったよ。簡単には出ない。記念の日になった」とたたえた。対DeNAは開幕6連勝とし、同一カードの開幕6戦6勝は1954年の対洋松以来72年ぶり。首位の阪神とゲーム差なしとなった。丸山和はお立ち台では「実は(4月)19日にパパになりました」と報告。新米パパが新たな燕の顔になる。(武田千怜)一球速報へプロ野球日程へ