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【塚ちゃんの生涯一記者】池山ヤクルトの「8番・投手」をノムさんなら何と言う? 「プロ野球80年の歴史が証明してる」
5月3日のDeNA戦。ヤクルトのスタメンはやはり投手のウォルターズが「8番」に1/1ギャラリーページで見る下馬評を覆し善戦を続ける池山ヤクルトで、話題になっているのが「8番・投手」だ。5月7日現在、34試合で27回。開幕戦の3月27日、DeNA戦は普通に9番投手・吉村だったが、翌28日から8試合連続で8番・投手。5月1日、2日のDeNA戦は9番に投手の松本健と小川を入れ、月も変わりこのままいくのかと思われたが、3日から4試合連続で元に戻っている。8番・投手で近年物議をかもしたのがラミレスDeNAだ。2016年にメジャーリーグでカブスのマドン監督が同様の作戦を取り、108年ぶりの世界一になったが、ラミレス監督は17年の5月から日本シリーズでも貫いた。しかし当時のDeNAを取材していると、一回に1点を取りなおも2死満塁で8番の投手がアウトという場面があり「もったいないな」と思ったものだ。野手が8番で打てる保証はないものの、投手が楽に投げられるのは間違いないだろう。開幕から好調のヤクルト。池山隆寛監督の采配「8番・投手」が話題にそんなラミレス采配に異を唱えていたのが野村克也さんだった。「8番・投手は三原さん(修、西鉄監督)がよくやっていたが、プロ野球80年の歴史(当時)が証明してるやろ。打順にはそれぞれ役割があり、9番・投手が一番座りがいいから、どの監督もそういうオーダーを組んでるんじゃないのか」勝つためには何でもするノムさんでも、投手を9番以外に置く発想はなかった。ヤクルトは2番・サンタナ、3番・捕手など、野村理論とはかけ離れた打順を組んでいるが、確かに8番・投手がよければ、ほとんどの球団が取り入れるはず。ところが今季もやっているのはヤクルトだけだ。V9川上巨人や、その薫陶を受けている藤田元司監督や堀内恒夫監督が投手を8番に入れることがあったが、長くは続けていない。交流戦で8番・投手の打順を組んでいたのが、15年の西武だった。当時監督だった西武・田辺徳雄3軍コーチに聞くと「9番・金子侑、1番・秋山の間に投手を入れて、流れを崩したくなかった。じゃあ1番に金子を持ってくればいいじゃないかとなるけど、2番は栗山だったし、そういうものでもない」と意図を説明した。