サンスポ
巨人・坂本勇人、川上哲治抜く球団最多1664単打 「毎日続けることを決めよう」亡き母に育まれた継続する信念
八回に代打で左前打を放った巨人・坂本勇人=バンテリンドームナゴヤ(撮影・萩原悠久人)(セ・リーグ、中日4-9巨人、8回戦、巨人5勝3敗、10日、バンテリンD)亡き母にささげる偉業だ。巨人・坂本勇人内野手(37)が5-4の八回2死一塁、代打で中日・藤嶋のナックルカーブを左前打。通算単打を1664本とし、川上哲治を超える球団歴代単独1位に浮上した。2日以来7試合ぶりの打席だったが「全然問題ない。打てて良かった」と笑顔を浮かべた。「母の日」仕様のピンクバットで、赤バットが代名詞だった〝打撃の神様〟の記録を超えた。坂本の母・輝美(てるみ)さんはプロ1年目の2007年6月19日に小腸がんのため47歳で亡くなった。小学生の頃、輝美さんから「ちゃんと毎日続けることを決めよう」と、素振りや6キロのランニングを続ける大切さを教わった。練習熱心な姿勢はそこから育まれた。「年を取るほど、おかんがしてくれたことのありがたみが分かる。親孝行したかったな」年々、大きくなる母への感謝と後悔。母に見せられなかった1軍での安打は、2454本に積み上がった。コツコツと、継続―。坂本は最愛の人との約束を守り続ける。(谷川直之)一球速報へプロ野球日程へ