サンスポ
阪神・佐藤輝明「最近オムライスを食べてない。作って」手料理おねだりミスター母の日弾! 2年連続リーグ最速10号弾で最高のプレゼント
六回、10号ソロ本塁打を放つ阪神・佐藤輝明。今年も虎を「母の日」の快勝に導いた=甲子園球場(撮影・森田達也)(セ・リーグ、阪神3ー0DeNA、8回戦、DeNA5勝3敗、10日、甲子園)ミスタータイガース兼、ミスター母の日弾! 阪神は3-0で今季8度目の無失点勝利。DeNA戦の連敗を「4」で止めた。1点リードの六回に、佐藤輝明内野手(27)が左中間へソロ本塁打。球団では藤村富美男、田淵幸一に次いで3人目で、左打者では初となる2年連続のリーグ最速10号とした。3年前の「母の日」も7打点を挙げた母思いの主砲が躍動し、3連敗を阻止。首位ヤクルトが敗れ、1ゲーム差に再接近だ。甲子園の上空に最高のプレゼントが舞い上がった。ピンクのバットに母への感謝の気持ちを込めて-。セ・リーグ最速で架けた10本目のアーチ。大歓声で揺れるスタンドを背に、佐藤はゆっくりとダイヤモンドを一周した。「なかなか打てるボールも来ない感じでしたけど、あそこで打ててよかった。(母の日の)いいプレゼントになったんじゃないですか」1-0で迎えた六回。攻めあぐねていた石田裕のシンカーを捉えた。高々と舞い上がった打球は左中間席へ着弾。4番がひと振りで勝利を大きく手繰り寄せた。4試合ぶりの一発で、入団から6年連続の2桁本塁打に到達。2年以上続けてのリーグ10号一番乗りは、球団では1953、54年の藤村富美男、72-75年の田淵幸一(4年)に次いで51年ぶり3人目で、左打者では初。歴代の「ミスタータイガース」にまた一歩、大きく近づいてみせた。「NPBマザーズデー2026」として行われた母の日の一戦。球審の防具も特別仕様となったが、今年も主役はピンクバットを手にしたサトテルだった。「(母は)ずっと支えてくれている。きょうはよかったですね」一人暮らしの佐藤のため、母・晶子(まさこ)さんは定期的に作り置きをして食の面でも支えてくれている。好きな料理は「全部っす。でも、最近オムライスを食べていないので『作って』って書いといてください」。打率・377、10本塁打、30打点でセ・リーグをけん引する三冠王があどけなく笑う。母の前では、サトテルもオムライスをおねだりする普通の息子になる。「(プレゼントは)言葉を送りましたよ」試合前には「いつもありがとう」とメッセージを入れた。昨年の母の日は、自身の決勝打で1-0勝利に導いた。24年は3ラン、グランドスラムをかっ飛ばし2安打7打点で15-7の爆勝に大貢献。通算打率・333(18打数6安打)、3本塁打、9打点という「ミスターマザーズデー」ぶりだ。言葉だけでなく、母の手料理で作り上げた元気な体でグラウンドを駆けまわり、感謝の思いを示した。