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12球団46人スカウトが集結!関大・米沢友翔 近大・宮原とのドラフト上位対決制してVへ大前進 - スポニチ Sponichi Annex 野球
関西学生野球は4回戦1試合が行われ、関大が近大との同率首位対決を2―1で制した。今秋ドラフト上位候補に挙がる最速149キロ左腕の米沢友翔投手(4年)が、7回2/3を投げ、1失点でリーグトップに並ぶ3勝目を挙げた。これで勝ち点4となり、単独首位に浮上。京大との第7節で勝ち点を挙げれば、23年秋以来5季ぶり41度目(旧リーグ含む)の優勝が決まる。
優勝争いを左右する天王山は、米沢のドラフト市場価値まで高めた。近大・宮原との上位候補による投げ合いには巨人11人、阪神4人などNPB12球団46人のスカウトが集結。その前での投球にも、「勝つことだけを考えていました」。大一番でも気負わず、被安打3と本領発揮。8回途中で右手首付近に打球が直撃して交代したものの宮原より長くマウンドに立ち、「勝てる投手」であることを証明した。昨秋まで故障続きでリーグ戦通算1勝だった。今春は登板7試合で防御率1・50(48イニング自責8)とブレーク。この飛躍は奪三振力が支えている。リーグトップ52奪三振を数え、奪三振率「9・8」も規定投球回到達10投手でトップに立つ。今回は「調子は良くなかった」と分析しながらも9奪三振を数えた。さらに「初球から厳しく攻めた」と隙を見せず1与四球に抑え、7回先頭に中前打を許すまで無安打投球だった。ヤクルト・青木宣親ゼネラルマネジャーや巨人・長野久義編成本部参与らも訪れ、注目度は上昇中。巨人・水野雄仁編成本部長からは「(宮原も)2人とも力任せではなくピッチングができている」と評価された。次節で勝ち点を挙げれば5季ぶりで、春に限れば95年以来の優勝となる。「31年ぶりとかではなく一戦ずつ集中する」。自身初の全国舞台へ、ついに扉の目の前まで来た。 (河合 洋介)◇米沢 友翔(よねざわ・ゆうと)2004年(平16)6月1日生まれ、石川県珠洲市出身の21歳。小学2年から宝立サマンズで野球を始めて外野手。緑丘中軟式野球部で投手に転向。金沢(石川)では1年秋に背番号18でベンチ入りし、2年秋から背番号1。関大では1年秋にリーグ戦初登板。遠投110メートル。1メートル80、80キロ。左投げ左打ち。