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【球界ここだけの話(4149)】DeNAの鉄腕、伊勢大夢が復調に向けて己と向き合う 横須賀で過ごす日々への思いとは
DeNA・伊勢大夢がもがきながら1軍復帰を目指すDeNAが誇る鉄腕が必死に汗を流している。開幕から勝利の方程式の一角を担った伊勢大夢投手(28)の姿は現在、横須賀市の球団施設「DOCK」を中心にある。当初は山崎、レイノルズとともに勝ち試合での登板を任されたが、10試合で0勝1敗、防御率5・19と安定感に欠き、5月4日に出場選手登録を抹消された。「打者に対して100%で勝負できていたかといわれると、そうではなかったのかもしれない」 投げている球の質は手応えはあった。回転軸などのスタッツにも大きな問題はなく、開幕以降もゼロできっちりと抑える試合もあった。だが、4月21日の阪神戦(横浜)では1回で3失点するなど集中打を浴びて複数失点する試合もあり、それが悩みの種となった。先発は週に1度の登板なのに対し、救援は毎日が試合。課題点に対して大きくテコ入れする時間がない以上、徐々に変えていくしかない。練習のキャッチボールから試行錯誤したが、考えがまとまらないままマウンドに向かうこともあり、「どれが正解か分からないまま(時間が)過ぎていた」ともがき苦しんだ。与えられた2軍での再調整期間。己とじっくり向き合う時間ができたからこそ取り組んでいるのは、「打者からの見え方」に焦点を当てた投球。5月10日のファーム・リーグのハヤテ戦(横須賀)では、若手捕手の益子とバッテリーを組み、「変化球どう見える?」と捕手側の意見を貪欲に求めた。調子を取り戻すため、若手とともに横須賀で汗を流す。1軍再昇格を目指し、課題点と向き合う時間はプラスでしかない。「課題は潰せてきている。いざ練習をしてみて、『やっぱり違ったな』というのも踏めている。いい時間だと思っている」とうなずく。求められている役割は十分に理解している。通算303試合登板で136ホールドを記録。経験豊富な鉄腕が帰るべき場所はただ一つしかない。「チームの勝ち(試合)をしっかりとつなげられる状態で戻って、1発目からしっかりといけるように」と伊勢。必死で汗にまみれ、再び信頼を勝ち取りに行く。(児嶋基)プロ野球日程へ