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ソフトバンク・柳田悠岐 背番号「9」継承者なら当然!小久保監督の通算200勝祝う決勝2点適時打 - スポニチ Sponichi Annex 野球
節目のヒーローはやはり背番号「9」――。ソフトバンクは1―1の3回2死満塁、柳田悠岐外野手(37)の決勝2点適時打で連勝した。小久保裕紀監督(54)は節目の通算200勝に到達。NPB歴代4位タイでパ・リーグでは21年までチームを率いた工藤公康氏(63)に並ぶ最速タイ記録だ。背番号「9」を継承した主砲のV打でチームは4カードぶりに勝ち越し。勝率5割に復帰し、3位に浮上した。
人さし指を突き上げての“No・1ポーズ”が二塁上で爽快に決まった。ここぞで仕留める。これぞ柳田だ。「みんながチャンスで回してくれたおかげ。運、良かったです」押せ押せムードで一気に決めた。16年目、37歳のなせる経験とセンスだ。3回に1―1と同点としてなお2死満塁。左腕・細野の初球直球を積極的に振る。打球はマウンド付近でバウンドが変わり、“柳田シフト”で二塁ベースの後方に寄った遊撃手・水野も届かずに中前抜ける。決勝の2点適時打だった。背番号「9」が背番号「90」のメモリアル勝利に、花を添えた。「まずは良かったです!おめでとうございます!」と柳田はうれしそうに帰宅した。小久保監督が就任3年目、330試合目で通算200勝を達成。NPB通算4位タイ、球団では工藤公康氏に並ぶリーグタイ記録だった。「全く個人的なそういうのはないんですが…」と指揮官は冷静だったが、17年の工藤監督と同じ「5月23日」と偶然も重なった。柳田は小久保監督と11年から2年間だけ一緒にプレーした。14年のオフにはミスターホークスと呼ばれた指揮官の背番号「9」を受け継いだ。“継承”を依頼しようとした食事の約束を忘れて2時間遅刻しながらも「背番号をください」と言い切った逸話もある。「監督の練習に取り組む姿勢や、試合に向かう姿勢を見て“これがプロなんだ”と感じたし、侍ジャパンのときも監督でした。背番号も小久保監督のものをつけさせてもらっていますし、やはり背筋が伸びる。そんな感じ」と柳田は責任を持って戦い続けている。これで、チームは日本ハムに今季無傷の7連勝。4カードぶりの勝ち越しで勝率を5割に戻し、3位に再浮上した。24日は全員が王会長が監督時代につけた背番号「89」のユニホームでプレーする「王貞治レガシーデー」。当然、特大の一発で祝いたい。2日続けての記念試合に花を添えるのは、再び背番号「9」とみる。 (井上 満夫)○…小久保監督(ソ)がNPB史上4位タイの330試合で通算200勝に達した。球団では17年の工藤監督(ソ)に並ぶ最速タイ記録。2リーグ制後では水原茂監督(巨)の308試合に次ぐ2位タイのスピード記録。1リーグ時代は石本秀一監督(タイガース)の272試合、次いで藤本定義監督(巨)が290試合と300試合未満が2人いる。