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阪神・才木浩人 趣味のゲーム辞め、納得いくまで投球フォーム模索して復調&つかんだG戦9連勝 - スポニチ Sponichi Annex 野球
猛虎最強Gキラーの勢いは止まらない。阪神・才木は6回1/3を3失点にまとめ、今季5勝目で通算50勝に到達。球団最長記録となる巨人戦9連勝を飾った。
「7回とか、ちょっともったいなかったけど、いい入りでいけたかなと思います」3者凡退と最高のスタートを切ると、5回までは無失点投球。6回は犠飛で1点返されたものの、オフに磨いてきた“新兵器”を駆使し最少失点で踏ん張った。1死一、三塁の場面ではキャベッジを3球全てフォークを投じ空振り三振。続くダルベックも5球中4球でフォークを選択し、連続三振に斬った。悔やまれるのは7回だった。1死二塁から吉川に2ランを被弾し、100球を投げたところで降板。「ああいうカウント(3ボール1ストライク)をつくってしまったっていうところは反省。もったいなかった」と唇をかんだが、先発としての役割は果たした。逃げずに野球と向き合い続けたから今がある。4月21日DeNA戦、同28日ヤクルト戦では2試合連続6失点。苦しい時間が続き、無我夢中で投球フォームを繰り返しチェックするなど、良い時の感覚を取り戻そうと必死だった。「現実で野球がうまくいかなかった時にどうしていくかってなったら、野球と向き合うしかない。誰かにねぎらってもらっても、パフォーマンスは変わらない」家に帰っても、ふと頭に浮かぶのは野球のことばかり。大好きな趣味のゲームですら手に付かなかった。「逆にイライラしてきたので(ゲームを)やめて野球のフォームを見ようかなって」。コントローラーを放り出し、納得のいくフォームを模索し続けた。復調を遂げ、5月は3勝1敗。この一勝で節目の50勝にも到達した。「一つの通過点。これからもしっかり勝てたらいいな」。苦しい時間を乗り越え、右腕はまた一歩成長を遂げた。(山手 あかり)○…才木(神)は24年7月30日の試合から巨人戦9連勝。球団では47~48年梶岡忠義、79年小林繁、09~11年能見篤史の8連勝を抜く最長記録となった。ちなみに巨人戦連勝のプロ野球記録は62~63年権藤博(中)の11連勝で、57~58年金田正一(国鉄)、71~73年星野仙一(中)、95~97年山内泰幸(広)の10連勝と続く。○…プロ10年目で通算50勝に到達。負け数の少ない才木の通算成績は50勝28敗となり、2リーグ制以降に入団した球団生え抜き投手の通算50勝到達時点では、17年藤川球児の31敗を更新する最少記録に。なお1リーグ時代を含めると、39年御園生崇男の12敗などがあり、才木は球団5番目となる。