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西武・岩城がリーグ単独トップ16Sで再奪首 9回被弾で冷や汗締め「頭が真っ白に」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
苦しんで挙げた16セーブ目だった。リーグ単独トップに立った西武のドラフト2位・岩城だが、冷や汗まじりに振り返った。
「途中で頭が真っ白になった。めちゃくちゃしんどかった」。4―2の9回。先頭の紅林にボールが先行すると、カウントを取りにいった直球でソロを被弾して1点差に詰め寄られた。有利カウントをつくれず「自分が苦しくなった」と振り返る。四球、中前打とボークで2死二、三塁の大ピンチを背負う。「焦ってしまった」と言うが、最後は中川への148キロ直球で二飛。計36球も投じたが、最後は最も自信のある球種で勝負し、やっと表情が緩んだ。2位から0・5ゲーム差で追っていたオリックス打線を封じ、交流戦前にチームを再び首位に浮上させた。首位で交流戦を迎えるのはリーグ優勝した18年以来、8年ぶり。当時は絶対的守護神の増田達至がいた。今季の躍進の立役者は間違いなくルーキー守護神だ。精神的にキツい仕事をこなす新人左腕を癒やすのは「睡眠」。入寮時に高級マットレスを持参し、睡眠の質の向上に努めている。連投が予想されるプロ生活を想像して持ち込んだ。学生時代は昼過ぎまで12時間以上寝続けることはざらだった。「寝るのが好き。好きなものをより良くするためにはマットレス持参しかなかった」というこだわりもある。交流戦では、パ・リーグ6球団で西武だけ優勝がない。西口監督から「本当に頼もしい」と評された岩城は「登板する心構えを見つめ直す良い機会。しっかり準備したい」と見据える。まずは1日休息し、首位に立った勢いのまま交流戦初優勝を目指す。(河西 崇)